ハヤテのごとく!第264話「鐘の音は未来に響く」
アテネが王族の庭城から出たときには白桜が近くに立っていた。
そのまま一年以上、眠ったままだったらしい。
だからなおさら、ハヤテ兄がどうなったかを気にしていた。
アテネが王族の庭城から出ているなら、ハヤテ兄も一緒に出ているだろうと思っていた。
でも、去年、アテネの中のキング・ミダスが目覚めたときに本当に外に出たのか?といった。
......てか、どうしてアテネの中にキング・ミダスがいたんだろうか。
やっぱり、一部ぐらいはアテネに取り憑いてたのか。
ただ、キング・ミダスとアテネが王族の庭城へいく利害の一致が一度でも生じてしまったのは事実。
それによって、アテネは王玉を求めるようになった。
ハヤテのごとく!第263話「THE END OF THE WORLD Final 微笑みを君に」
王族の庭城の出入りには、光を宿した王玉が必要。
けど、神様の怒りを買った場合その怒りは失われる。
伊澄によって神様の怒りを払われたハヤテが持っていた王玉があれば、
王族の庭城にいくことができたんだろうな。だから、アテネにはそれが必要だった。
ハヤテ兄はアテネに呼ばれて来た。アテネ自身に自覚がなくても、アテネがハヤテ兄に助けを求めたから、ハヤテ兄は願いを叶えるといった。
アテネは「出れない」といった「出たなくない」とは言っていない。
出る意志がアテネにあるのなら、出る方法を見つけるだけ。
アテネにとっては、その言葉は叶いもしない願いに聞こえた。
かすかに見えた希望ほど、叶わなかったときの絶望が大きいことを知っているから。
出る方法とは何か? それは、
アブラクサスの柱の森、
剣を以て、正義を示せ。
さすれば道は開かれる。
これがヒント。
ハヤテ兄が入ってきた柱の森が、アブラクサスの柱の森。
王族の庭城は強欲と絆を試す。
神様の怒りを買ったら、外から助けに来た人間が、
王族の庭城の財宝や、王族の力に手を出すことなく、
アブラクサスの柱の森の一本を斬りつければいい。
そうすることで、外へと出ることができる。
ただし、間違った柱を斬った場合、王玉の持ち主は死ぬ。
柱の数は365本。
その中で正しいのは一本だけ。どうやってそれを見つけるのか。
間違えば死ぬ。その勇気があるか?
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ハヤテのごとく!第262話「THE END OF THE WORLD11 正義の味方」
ハヤテがいなくなった王族の庭城にアテネは一人。
もともと一人だった場所にハヤテが現れて、あんな別れ方をしてしまった。
ずっと一人ならその孤独にも耐えられただろう。
だけど、一度一人ではなくなってしまった。
だから、人と一緒にいたい、ハヤテと一緒にいたいって思ってしまう。
それが余計に孤独にさせた。
ハヤテとあんな別れ方をしてしまったのは自分のせい。
あんなことをいうつもりはなかった。
でも、一緒に出る方法をハヤテが知ったら、必ずそれをやってしまう?
アテネがハヤテに告げるのをためらうぐらいだからなー。
ただでは出れないんだろうな。
何かしらの代償が必要。
その代償はなんだろう。
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ハヤテのごとく! 第260話「ETERNAL WIND」
木刀・政宗に宿った力を持って、ハヤテはミダスと戦う。
全てはアテネを助けるため。
アテネを取り返すため、ハヤテはまだ戦う。
囚われのアテネには音が聞こえていた。
ミダスとハヤテが戦う。そしてなによりハヤテの声が聞こえていた。
傷つきながらもハヤテは戦う。
アーたん、と口には出していない。
でも、アテネにはその声が聞こえていた。
ハヤテのごとく!第259話「~Fly High!~」
ハヤテは駆けつけたヒーローがヒナギクだとは気がついてない。
そうだよな、ハヤテは気がつかないよな。
ヒーローが誰かよりも、助けることが先決。
アテネを救う方法は、物理的に取り込もうとしてる英霊をねじ伏せること。
要するに、ぶっ飛ばせばいい。
単純明快な回答。
でも、相手は英霊だからね?
木刀・正宗で潜在能力を引き上げられてるとはいえね、ハヤテは人間の格のはずだから......。
そこの差をどうするのかな。
ヒナギクは伊澄にいわれて、王玉レプリカの破壊をすることに。
訴える目に負けたようだ。
......高いところに飛ぶんだけど............大丈夫だろうか。
ハヤテが英霊をどうにかしてからじゃ、ホテル側が保ちそうにないから、
ヒナギクが壊す役回りにいかないとダメか。
ハヤテのごとく!第258話「永遠のために君のために」
化物が大量に出てきてる状態。
仮装パーティーだと思ってたら本物の化物ばかりでさすがに説明なしではきつい。
咲夜の簡単な説明で、
この世から消えようとしているアテネを、ハヤテと伊澄が助けに行ってる。
状況からしてハヤテがアテネを救おうとしてるのがうまくいってないと思ってる咲夜。
その通りなんだけどね。
状況打破には誰かがハヤテを助けにいかないといけない。
戦力的に見たら、ヒナギクかマキナってところなんだけど、
マキナはアテネがいないから、マキナ自身の中の力をうまく使えていない。
一体何がマキナの力の根源なのか。
マキナから剣が出てきた!!
その名前は白桜。
もともとは王族の庭城にあったもの。
正義の味方の最終兵器。
よほどのものじゃない限りは抜くことができないもの。
黒椿と対をなす剣。
白桜の力で、神世七代を防ぐことができたのだから、相当な力を持ってることが分わかる。
ハヤテのごとく!第257話「誰かが君を」
今回はヒナギクメインなので、主には向こうで。
・それでもそばにいてくれる人 ハヤテのごとく!第257話「誰かが君を」 - ヒナギク様に恋してるっ!!
咲夜を助けたのは、ハンバーガーにピクルスがまだ入ってないから。
......そっか。
マキナは基本的にハンバーガーで釣れるのか。
単純というか、アホの子?
まあ、それがマキナです。
咲夜もそのうち、ハンバーガーでマキナをつり出す気がするなー。
でも、アテネとの時にはマキナはアテネを選ぶんだろうけど。
ハヤテのごとく!第256話「question at me」
基本的にアテネはデレたら、止められないらしい。
助けてくれて、ありがとう。
その言葉にデレデレだ。
でも、アテネの中に沸き上がる疑念がある。
Q.10年前に王族の庭城に来た目的は、王族の力を手に入れるためだったんじゃないか?
A.正直そんなことをハヤテは考えてません。てか、知りません。
ハヤテのハズがない。でも英霊はいう「ハヤテが王族の力を奪った」と。
王族の力を手に入れたから、王玉を渡さない。
もう一度、王族の力を手に入れたいから。
混乱する意識の中で、自分とハヤテが手に入れたかったものは王族の力ではない。
そんなものよりも、黄金に輝く、いやそこまでじゃなくてもいい、ただ笑っていられる日々が欲しかっただけだ。
そんなアテネでも、王玉を手に入れたい理由がある。
それがあるから、英霊と利害が一致している。
『あることを確かめたい』
一体何を確かめたいんだ?
ハヤテのごとく!第255話「一つ目の言葉」
お願いではない命令だ!
当然、アテネの要求は王玉。
たとえハヤテが戦うつもりでアテネと相対しているわけではないとしても関係ない。
アテネは「王玉を渡せと命令しているんだ」
渡せと命令しているのに、逆らうのなら、剣を交える。
ハヤテが伊澄から聞いている王玉の役割らしきもの。
人の負の感情の爆発を利用して、王族の庭城に繋がる道を開く。
確かに10年前のハヤテは父親の行動に絶望し、
サンタ(三千院帝)の「最後に笑うのはひたむきで真面目なやつだ」という言葉に絶望した。
最終的なトリガーは父親の言葉だったけど、負の感情の爆発して、
その結果ハヤテは王族の庭城へ辿り着いた。
けど、あの頃のハヤテは王玉をもっていなかったんだよなー。
王玉も重要なんだろうけど、他にも王族の庭城へ行く手段があるのか?
ただの負の感情の爆発なら、かなりの人が王族の庭城へ辿りつけるんじゃないかな......。それに加えて、帝のシナリオはどこまでなんだろうか。
あのサンタは三千院帝なら、ハヤテがここまで追い込まれることがわかってた?
いやー、でもそれは考えすぎかな。
それではもとからハヤテが王族の庭城への道を開くこと想定し、将来的にハヤテがナギの執事になることまで考えておかないといけない。
両親と帝がぐるってのも......けど、それは陳腐なので却下の方向でお願いします。
ハヤテとアテネのバトルだけど、10年経ってるからハヤテが強くなってる。
当然、アテネも強くなってる。
ハヤテが手加減してるのもあるけど、ハヤテが全力になってもアテネには勝てない。
アテネもそれはわかってる。