よふかしのうた 第126夜「お前」
コウがマヒルの家を訪ねた時には、既にマヒルはキクと一緒に消えていた。
そのキクのところにはナズナがいる。
ナズナがマヒルを追おうとしたけど、それをキクに止められた。
それでもナズナがマヒルに追いつきそうだったから、
「あれ、出していいよ」
のひと言でマヒルが何かをナズナにぶつけた。
ナズナの反応からだと、彼女の弱点になるなにかかな。
でも、人間と吸血鬼の間に生まれたナズナに、
「人間だった頃のアイテム」はないはずで、
それがないから安心だったはず。
星見キクが持っている箱からすると、
へその緒だったりするのかな?
どういうアイテム使ったのかはわからないですね。
キクがナズナを連れ込んだのは、団地内の物置き。
ここなら人目がないし、扉の鍵の番号をしらないと開けられない。
キクが気に入らないのは、ナズナが目上のキクに「お前」って言ったこと。
よふかしのうた 第125夜「よくできました!」
星見キクの言葉で、マヒルのお母さんがマヒルを見た。
口から出るのは謝罪の言葉だった。
マヒルが思い出すのは、行けなかった修学旅行、
マヒルがいかないなら自分もいかないと言ったコウのこと。
だけど、マヒルはアキラがいるんだからと、コウに修学旅行にいくことを薦めた。
マヒルが修学旅行にいけなかったのは、兄の正午が行ってないから。
あんな状態の母に、兄のことを関係なく、行きたいとは言い出せないわ。
修学旅行にいけなかった以外でも、兄の正午がやれなかったことを、
マヒルはやらなかった、経験しなかったんだろう。
だから、マヒルは母が嫌いだった。
やっと自分のことを見た母に「嫌いだった」と言った。
本当に嫌いだったんだろう。
よふかしのうた 第124夜「言わなきゃいけないこと」
男子中学生の部屋を漁るのはやめてあげて!
センシティブなものもあるだろうし、エキサイトするアレコレがあるから!!
でも、目代さんが調べたところだとエキサイト本は一冊もないらしい。
それがおかしいとなってたけど、今時はパソコンやスマホもありますからね、
物理的な証拠を残さないこともできる!
よふかしのうた 第123夜「「イエス」ということですね」
マヒルの家に行った星見キク。
彼女が何をするのかと思っていたけど、
マヒルの母親に交際している報告とマヒルを下さいというお願い。
マヒルの母親は思っている以上に、マヒルに無関心だな。
これは確かにマヒルの居場所がないわ。
中学生のマヒルが、歳上の女性と付き合っていて、
その女性が「マヒル君をください」と言っても、
動揺や驚きを示すわけでなく、「マヒルがそれでいいと言っているなら」。
本当に興味がないんだろう。
星見キクは母親から「イエス」をもらったから「次のお話しをしましょう」と
切り出したけど、これはこれで怖いんだよな。
今回の話だと、星見キクが何を言い出したのかわからないし。
星見キクが行きたいところに行く前に、
マヒルの両親に挨拶しなきゃね。
......ただの挨拶で済むわけがないよなー。
マヒルはキクに説得されると、なぜか納得してしまうらしいけど、
それはある種の洗脳が進んでいる証拠なんじゃないかな。
「強い多幸感」と言ってるコマが怖すぎるんだよな。
多幸感とは反対の印象を受けるよ。
よふかしのうた 第121夜「コウぴっぴ」
ススキに投げ飛ばされたナズナが帰ってきたら家が文字通り潰れてる。
それも大変なんだけど、ススキがコウにくっついて離れない状況の方が、大変。
そりゃあ、ススキに投げ飛ばされて戻ってきたら、
コウが女とイチャコラしてたら怒りますね?
明確にナズナが嫉妬してますね。
ススキは吸血鬼になってから修行して
吸血鬼の力だけに頼らない形で強さを得た。
それなのに半吸血鬼のコウに負けた。
だから、コウにその責任を取ってほしい。
よふかしのうた 第120夜「お前、結局どっちなんだ?」
さすがに強キャラムーブしていた吸血鬼も、
建物を壊す一撃はダメージが大きくて動けない。
負けた事実が悔しくて大泣きですよ。
その状況にコウが驚いていると上の瓦礫が落ちてきて、
それをアザミが蹴飛ばした。
アザミの疑問は「結局どっちなのか」。
コウは、人のようで、吸血鬼のようで、中途半端な存在だから、
その疑問は当然だね。
よふかしのうた 第119夜「ファーストピアス」
半吸血鬼化したコウの登場。
彼が半吸血鬼化するために使ったのは「ピアッサー」。
なるほど、手のひらサイズで、手軽で痛みと出血が出来るわ。
コウに対して相手の吸血鬼は戸惑っている。
半吸血鬼状態だから、人間であり、吸血鬼でもある。
そんな相手を知らないんだろう。
というか、今までいなかったんだろうから、コウの存在は異質。
よふかしのうた 第118夜「まじでぇ...?」
ナズナが壁をすり抜けした先には、敵対状態の吸血鬼。
この壁を挟んだナズナと吸血鬼、状況をわかっていないコウたちの構図は、
マンガ表現ならではだと思うので、ぜひ本誌やコミックスで読んで欲しい。
相手の吸血鬼は、ナズナの無力化が目的。
ナズナは前回の話で、構造もわかってない建物でのすり抜けはそうそうやらない。
と言ってたけど、敵さんは関係なくすり抜けを行使する。
ナズナを抱えて飛び上がって、ナズナ共々天井を何度もすり抜けていく。
その感覚はナズナにとって気持ち悪いもの。
よふかしのうた 第117夜「吸血鬼の戦い方」
コウくんは戦力に数えられているけど、
あんまり半吸血鬼化をすべきではないと、
目代さんは考えている。
半吸血鬼化自体がなにもわかってない。
その反動や代償は?
半吸血鬼化を何度もしたら、半吸血鬼から戻れなくなるのでは?
わからないことが多すぎる。
それでもコウくんが半吸血鬼化しないといけない場面が出るんだろう。