画業20周年記念 畑健二郎展 ~ハヤテのごとく!とトニカクカワイイとその他展~に行ってきた。 このエントリーをはてなブックマークに追加 画業20周年記念 畑健二郎展 ~ハヤテのごとく!とトニカクカワイイとその他展~に行ってきた。

画業20周年記念 畑健二郎展 ~ハヤテのごとく!とトニカクカワイイとその他展~


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開催初日の2022/09/29に有楽町マルイに行ってきました。
初日が平日ということもあって、そこまでいないだろうと思っていました。
11時から会場にいたのですが、私が現地に並んだ時は30人程度の方はいらしたかなと思います。

展示見てる時も絶え間なく人が入ってきていたように思えたので、
もしかしたら最初に一時間だけでも100人近くはいらしたんじゃないかな。

ハヤテのごとく!、トニカクカワイイを始めとした各作品についての
カラーイラスト、マンガの1ページ、コミックスの特典イラストなどが展示されています。

ハヤテのごとく!はキービジュアルに登場しているキャラクターごとに展示されているので、
各キャラがごとに掘り下げられている印象でしたね。
私もほとんどのイラストを見たことある気でいましたが、
「あっ、こんなイラストあったっけ? ......あー、あの店舗の特典ね」、
と思い出した。

カラーイラストは展示されることでかなり鮮明な色合いになっています。
これだけでも十分なのですが、各ページの展示ですね。
こちらは誌面やコミックスで目にするのとは、違った印象を受けます。

知っているものだけじゃなくて、初だしの下書きなどの貴重なものあります。

例えば、
ハヤテのごとく!の、ハヤテ、ナギなどの初期設定資料、
ネームなどもありますね。
ぜひ、現地に行かれる方は注目してみていただきたい。

他に見所としてあげるなら、「要のゆうべはお楽しみでしたね。コーナー」です。

発想が天才過ぎるし、バカ過ぎる(褒めてる)コーナーなので、是非見て欲しい。

誰だこれ考えたのwww

と笑えるので見て欲しい。

もう一つは貴重な資料の展示の中に紛れている「アレ」。
何とは敢えて書きません。
ただ「アレ」作ってたんだという驚きがあります。
人によってはそこまで驚かないかもしれないですが、
かなり驚く初だしアイテムでした。

そうそう作品以外の展示で見ておいた方がいいのは
「畑健二郎画業20年の歩み」

「色紙」
ですね。

「畑健二郎画業20年の歩み」はパーソナル・プライベート、
漫画家人生、出版関係のカテゴリにわけられて年表になっているのですが、
興味深さと畑先生なにしてるんすかwww
となりますね。

「色紙」は漫画家さんや各作品の出演声優さんからのものです。
どれも貴重なものなので見て欲しい。
そしてこちらは是非写真を撮っていただきたい。
なぜなら図録に収録されていないからです。

漫画家先生たちのイラストもすごいので見て欲しいのですが、
個人的には声優さんのサイン色紙をじっくり見て欲しい。
各キャストさんからのコメントがいいんですよ。
私としてはイヤホンズの3人、トニカクカワイイの榎木さんと鬼頭さんのコメントに
注目して欲しいです。

そして図録は是非一冊購入してほしい。
多くの展示物が収録されています(繰り返しですが全部ではないです)。
畑健二郎展の思い出を振り返るのにいいです。
また畑先生へのインタビューも興味深く読めますし、
アシスタントさんや歴代担当編集さんのコメントもポイントです。
畑健二郎展楽しめた方は満足出来る一冊です。


畑健二郎展を見るにあたりポイントというかひと言。

展示品の多くは図録に収録されていますが、
色紙や電神ソフィアなど一部は収録されていません。
なので畑健二郎展に行かれる方は写真を撮りながら、
そしてそれぞれの展示品をゆっくりと楽しんでください。

写真撮って展示品を眺めるもいいと思いますが、
ゆっくりと展示品見て歩んでいく時間を作ると、
印象が変わって変わってきます。

いろいろと書いてきましたがまとめるなら
畑先生や作品のファンの方は足を運んでみてください。
きっと楽しめます。
画業20周年の展示会というのは今回だけです。
少しでも気になるのであれば行ってみてください。

畑健二郎展、濃密な時間を過ごせますので、
1時間ぐらい確保して足を運んでください。

畑先生、次は画業30周年記念の展示ですね。
これからも素晴らしい作品楽しみにしています。


公式アカウント
【公式】画業20周年記念 畑健二郎展(@hatakenjiro_20)さん / Twitter

公式ページ
画業20周年記念 畑健二郎展 ~ハヤテのごとく!とトニカクカワイイとその他展~

いつか星の世界へ辿り着く。 アド アストラ ペル アスペラ第7話 「誓いの言葉」 このエントリーをはてなブックマークに追加 いつか星の世界へ辿り着く。 アド アストラ ペル アスペラ第7話 「誓いの言葉」

前回の第6話 「ambiguous」で、パティと忍は、サテラが操るF-22薔薇を撃退した。
薔薇は帝国が誇る最強の機体であった。
それが倒されたとあっては、帝国側の動揺も大きい。

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大佐の発言がすごいのは、薔薇は確かにロボットであるから作ったというのはわかるけど、
サテラについて「長い研究の末完成させた」といっていること。
やっぱり、この大佐は黒いな。
サテラへの言及については、彼女が母親をテロリストに殺されたことをキッカケにして、
彼女に対していろいろ言い含め、帝国としても調整したんだろう。
それ自体、サテラは無自覚なんだろうけど。

最強の機体と最高の軍人を持ってしても、帝国はテロリストである忍を止められなかった。
これは地球圏において他の誰もが、勝てないと言うことを意味する。

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宇宙に咲く黒い薔薇は揺れて。 アド アストラ ペル アスペラ第6話 「ambiguous」 このエントリーをはてなブックマークに追加 宇宙に咲く黒い薔薇は揺れて。 アド アストラ ペル アスペラ第6話 「ambiguous」

アド アストラ ペル アスペラ第6話 「ambiguous」

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前回の引きは当然、薔薇を操るサテラの攻撃だった。
ただただ、薔薇の攻撃は圧倒的で、ヴェルサイユはあっという間に片腕破損のダメージを受けてしまう。

パティがいうには、薔薇――F-22は現行最強の機体。
しかも、フルチューン済み。
スパロボならフルチューンボーナスもらえて、武器の攻撃力を上げるか、運動性上げるか、装甲上げるか、射程伸すかで悩む感じですか?
ヴェルサイユが地球脱出時に戦ったロボットよりも格段に上で、
あの時のロボットを1000体相手にした方が楽らしい(パティ談)。

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その薔薇は新月に咲くのか? アド アストラ ペル アスペラ第5話 「力への意識」 このエントリーをはてなブックマークに追加 その薔薇は新月に咲くのか? アド アストラ ペル アスペラ第5話 「力への意識」

アド アストラ ペル アスペラ第5話 「力への意識」

前回のラストで、サテラにビルの屋上に追い詰められた忍だったけど、
彼女はあとは引き金を引くだけで、忍を撃ち殺せたのに、それができなかった。

なにかチャンスがあれば、この時しかない。

忍はイチかバチか、ビルの屋上から飛び降りた。
ビルの屋上にいては、サテラがいるからヴェルサイユによる回収が期待できない。

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なら、飛び降りてやればいい。
忍の「ヴェルサイユ!!!」という呼びかけに応えて颯爽と登場。
けれど、ヴェルサイユのキャッチは豪快にミスしましたね!
普通のロボものやこの展開なら、キャッチ→即時離脱!を決めるのに、
この不器用ロボはそれをミスりましたよ。

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0と1の狭間で揺れ動くものはなにか。 アド アストラ ペル アスペラ第4話 「善悪の彼岸」 このエントリーをはてなブックマークに追加 0と1の狭間で揺れ動くものはなにか。 アド アストラ ペル アスペラ第4話 「善悪の彼岸」

アド アストラ ペル アスペラ第4話 「善悪の彼岸」

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サテラの弟(同じ施設の少年)が万引きをしそうだったことを止めた少年が葉月だとバレてしまった。
帝国軍は帝国法9801条に従って、葉月を見つけ次第殺さないといけない。
だから、葉月を見つけてサテラが月の帝国軍本部に、報告しようとした行動は正しいだろう。
当然、葉月には殺されるわけにいかない理由がある。
殺されるわけにはいかないから、どうにかして月面都市から脱出しなければならない。
ヴェルサイユから提示されたある意味勝利条件ともいえる内容は、

高いビルの屋上に登れ。

街の雑踏から葉月一人を拾い上げるのは無理だが、ビルの屋上であれば葉月を連れ出すことぐらいどうにかなる。

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月の光に導かれ何度も巡り会うんだろう アド アストラ ペル アスペラ第三話 「月の光は愛のメッセージ」 このエントリーをはてなブックマークに追加 月の光に導かれ何度も巡り会うんだろう アド アストラ ペル アスペラ第三話 「月の光は愛のメッセージ」

どんな人にも理解と優しさをもって接しなさい。

それが帝国軍人のサテラが、母親から教わった言葉。
畑先生のバックステージの言葉を借りれば、
アド アストラ ペル アスペラにおけるメインヒロインであり、
ある意味の主人公であるのが、このサテラ。
あれ? パティはメインヒロインではないのか?
まあ、立ち位置と役割の話もあるのかもしれないな。

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帝国軍人であるのだから彼女サテラは、悪と戦う存在。
つまりは忍の前に立ちはだかるであろうキャラクターですね。

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月は見えているか アド アストラ ペル アスペラ第二話 「MOON PRIDE」 このエントリーをはてなブックマークに追加 月は見えているか アド アストラ ペル アスペラ第二話 「MOON PRIDE」

地球を脱出したのはいいけど、地球軌道上には帝国軍が展開していてそう簡単に息をつかせてはくれない。
それでもどうにか月軌道まで逃げ切ったところで、ヴェルサイユの充電が切れそうになる。
そういえば、未だに名前の出てきていないヒロインは何者なんだろうか?

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正義の味方みたいなもの、らしい。
そんな彼女の名前はパティ、ヴェルサイユと一人と一機で宇宙平和のために戦っている。なんで?
というところはまだ不明。

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サジタリウスの矢の先へ。アド アストラ ペル アスペラ第一話B 「夜と霧」 このエントリーをはてなブックマークに追加 サジタリウスの矢の先へ。アド アストラ ペル アスペラ第一話B 「夜と霧」

前回はロボットに乗り込んで、敵に囲まれて絶体絶命な状況でした。
一話Aと今回の一話Bを合わせて、はじめてアド アストラ ペル アスペラの一話となります。
やっぱりAパートの時に感想を持ったように、すごく王道なロボットものです。

帝国の兵が本気で襲ってきている。
それに対してただロボットを動かして友達であるシャトーちゃんを止めようとしただけ。
そういったら、忍自身は助かる。

ただ、そうしたらシャトーちゃんはどうなる?
→まあ、タダじゃすまない。

自分が助かるか、友達を助けるか。
そんな決断が忍にはできない。
でも、友達であるシャトーちゃんは出来た。

忍が死ねばいい。

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シャトーちゃんは、そもそも葉月忍というAIB●の子を助けなければ、ペテルギウスになれた。
彼の言葉からすれば、昔、忍を助けることはきっとペテルギウスになるために繋がる行動だったんだろう。

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ペテルギウスを忘れない。アド アストラ ペル アスペラ第一話A 「Destiny」 このエントリーをはてなブックマークに追加 ペテルギウスを忘れない。アド アストラ ペル アスペラ第一話A 「Destiny」

アド アストラ ペル アスペラ。
この長いタイトル。
さすがに何度も打ち込んだせいで覚えました。
でも長いので、個人的には アドペルの略称でいきたい。

さて、畑先生の月一連載である「アド アストラ ペル アスペラ」。
どういう意味か。
ラテン語だと「困難を克服して、栄光を獲得する」そんな感じですね。

今回第一話のA、Aパートですが、そのカラーで困難を克服し、栄光の宇宙へ。と煽りが入っているので
意味的にもラテン語の意味で取っていい気がします。
40ページ長の作品をハヤテのごとく!と同じノリで感想にするのは辛いかと思って思案中。

この作品は畑先生のバックステージの言葉を借りれば、
「大きな戦争に負けてしまった世界。
 安全だけど、未来へ進むことを諦めた世界。
 見上げた星空にベテルギウスがなくなった世界。」
が舞台です。
地球が外宇宙からきた帝国に侵略されて生活は管理され、文明の発達は止まり、宇宙に行けなくなった世界。

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主人公は、介護ロボに育てられは葉月忍15歳。
幼い頃からロボに育てられたから機械に強くて回路の声が聞こえるというちょっと特殊な能力というか......そういうのがある。
ロボのお母さんからは「誰かのために何かが出来る人になりなさい」と言われて育てられた。ロボットに育てられたから、小さな頃は周りから苛められた。


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シャトーちゃん。
ちゃんといってるけど、男です。
ペテルギウスのようになりたい男です。
ペテルギウスは冬の大三角形の一つ、オリオン座を形成する一つ。
オリオン座の一つだったペテルギウスは超新星爆発でなくなってしまったけど、
みんなは名前を覚えている。
だからそんなペテルギウスのように語り継がれるものになりたい。

メインでこの二人が出てきているのAパートである今回の一話「Destiny」。
カラーで登場している女の子は居ません。
かなりずっと忍とシャトーちゃんがあれこれしているのですよ。

感想的な話をすると、このアドペル(長いから略します)はロボットアニメの第一話のAパート。
いろいろ流れの中で成り行き上主人公がガンダムに乗ることになった。
呼び出された挙げ句「乗らないなら帰れ」と言われたシンジ君。
そんな感じが一番共感を得やすい表現なんじゃないかな。

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空から降ってきた帝国軍のロボットを使って
帝国に反撃しようとする革命戦士だったり、革命伯爵だったりするペテルギウスを名乗るシャトーちゃんを止めようとして降ってきたロボットを帝国軍に返そうと決めた。
帝国軍に返すとなると、ロボに乗る必要があるけど、操縦の仕方とかは回路の声が聞こえるから余裕ですよ!
返そうと思ったら、帝国法が云々かんぬん言われて、死刑だ!と言われた。

ほら、ロボットアニメの一話のAパートじゃないですか。

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元々予告などで「未来まで三万光年」と煽りがついてたアドペル。
今回のカラーで栄光の宇宙へとも言ってることから
忍が何らかの理由で宇宙を目指すことになるんだろう。
地球から宇宙に出て、更にその先にある何かを目指す理由が生まれる。
忍の傍らにシャトーちゃんがいるのかはわからないけど、きっと彼のことがキッカケにはなるんだろう。
そしてまだ名前も出てこないヒロインのためなんだろう。

ロボットアニメだったら、地球を支配している帝国を打ち倒す。
そんな展開だろうけど、きっとこの作品は違うと思う。
誰かのために何かをして、成し遂げるんだろうなーと勝手に思ってます。
Bパートな第二話に期待。