よふかしのうた 第40夜「案外悪くない」
前回、吸血鬼の存在を知ったマヒルは、鶯餡子のもとに相談に来ていた。
マヒルは吸血鬼の存在を知らなかったけど、アキラとコウはその存在を知っていた。
自分が知らないことを他の二人が知っていることへの不安感がある。
そんなマヒルに対して鶯餡子は、彼女が知っている吸血鬼のことをマヒルに教えることにした。
それは読者としても気になるな。
たぶん「よふかしのうた」を読んで知った吸血鬼像とは違うだろうし。
よふかしのうた 第39夜「あなたは人のまま死ぬ」
前回、鶯餡子の血を吸って男が苦しみだしたわけだけど、
鶯餡子の血が特別なのかと思っていたけど、
そもそも男の吸血鬼が人間の血を吸ったことがなかった。
男の吸血鬼は吸血鬼になってからの10年、一度も血を吸っていなかった。
アキラの血を吸おうとしたのは、10年間の我慢の限界が、今回だったから。
ナズナやセリといった吸血鬼に関わってきたコウからすると、
「これまでなんで血を吸わなかったのか」というのが疑問が出る。
でも、鶯餡子からは「誰が好き好んで吸血鬼になんかになりたい?」と言葉が返ってきた。
男の吸血鬼は、ダマされて吸血鬼になった。
いや、吸血鬼にされたんだろう。
だから、自分が吸血鬼になったことを信じられずにいた。
自分を吸血鬼にした、女が許せないままでいる。
よふかしのうた 第38夜「吸血鬼って知ってるかい?」
前回、七不思議の九個目を確かめようと教室を開けたら不審者がいた。
九個目の七不思議は「十年前に失踪した男性教諭が夜にとある教室に現れる」というもの。
前回の終わり方から、当直の先生か用務員だと思っていたんだが......。
どうやらそんな感じではなく、ガチで不審者なのでは?
真っ先にアキラを狙ったし、その力も強い。
コウはなんとなくいろいろと悟った。
教室にいた男は、吸血鬼だ。
相手が吸血鬼だと理解してるから、コウは椅子で思いっきりぶん殴った。
よふかしのうた 第37夜「暗くて見えない」
コウ、アキラ、マヒルが集まってやってきたのは夜の学校。
コウは前に、澤先生と会ったときに「マヒルの様子がおかしい」と聞かされていたから、
夜の学校に集まる前に、最近、遅刻とかが多いことをマヒルに直接聞いたけど、
その理由を答えてはくれなかった。
タイミング的にアキラが最後に合流したというのもあるけど、
それでもマヒルは、コウの質問に答えてくれていただろうか。
で、夜の学校に着た理由は、忍び込んで遊ぶため。
マヒルは三人で遊んだという思い出を作っておきたいと思ったといってる。
コウが不登校になってるから、三人で遊ぶ機会がなくなったり、
不登校の状態が続けば、コウと会わないままという展開もありえる。
なんだけど。
過去の話からだと、コウよりもマヒルが吸血鬼になるのが、
早い気がするからマヒル自身がアキラとコウから離れるときの
思い出として持っておきたいという気がする。
最近のコウの事情をマヒルは知らないし、
マヒルの事情をコウは知らないので、
お互いの事情を知ったらどうなるやら。
よふかしのうた 第36夜「わははは飲酒運転だ~!」
飲酒運転、ダメ絶対。
とりあえず、タイトルにはツッコンでおこう。
いや、ホントに飲酒運転はダメです。
さて、よふかしのうた。
今回から新展開です。
メイド喫茶で働いたナズナは気が付いた。
お金って最高。
たぶんメイド喫茶でのバイト代が、添い寝屋での収入よりよかったんじゃないかな。
で、添い寝屋の設備の質を上げて、もっと稼げるようにすることをに至ったらしい。
確かにいいサービスだとしても、店自体の雰囲気がいい方がリピーター増えそうだしなー。
多少なりとも設備向上したので、客引きへ。
もちろん、コウがやる。
よふかしのうた 第35.5夜「閑話休題」
今回は大縮小回。
なんていっても、5ページ。
コトヤマ先生曰く、
なんでだっけ?という感じですが、多分単行本作業とか体調崩したのとかが重なってもうやだやだって駄々こねたんだった気がします
— コトヤマ (@cot_510) 2020年5月13日
とのこと。
いろいろと重なると大変ですからね。こういうこともあります。
コウが全然眠れない。
そんな時はマッサージ!
リンパが......。
皆さんされてますからねー。
......ナズナさんはそういうネタをぶっ込むよね。
ナズナさんがいうには上質な眠りというのは安心感から来る。
男性の場合、それは母性!
ということで、ナズナさんのことをお母さんのだと思って甘えてみ?
そんなこと言われて、お母さんに甘えたことあったかな?と戸惑うコウを、
抱きしめるナズナさんはなんかすごくいいな。
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よふかしのうた 第35夜「この先生が苦手だった」
不登校生とが会いたくない人、上位は担任の先生ですね。
そりゃあ、出会ったら、全力で逃げますよ。
で、追いかけようとした担任が吐いたら、さすがに介抱しますね。
担任は、澤先生。
コウはこの先生が苦手。
澤先生はあまりにもマジメ過ぎる。
他の先生なら受け流すような、授業中の生徒からの質問にもマジメに対応していた。
それがあまりにもマジメだったので苦手だったのかな。
よふかしのうた 第34夜「最低だろうか」
今回は珍しく昼間の学校の話。
昼間ということで、メインは朝井アキラ。
アキラは学校で優等生ということになっている。
ただ、それはアキラも自覚しているウソ。
日常を上手くこなすために付いたウソでできた優等生。
アキラは男子とばかり遊んでいるから、精神的なところが周囲の女子においついていない気がする。
よふかしのうた 第33夜「運が良ければわかるかも」
コウによる盗撮事件の真相解明回。
先週の時点で自信満々だったけど、今回は喋れば喋ればコウの自信が減少していく。
最終的には運が良ければわかるかも......レベルまで下がった。
犯人をどうやって捕まえるかというと、現行犯でその場で捕まえる。
コウが自信をなくしていったのは、犯人が今日も犯行をおこなうのかどうかの部分かな。
足音に気が付いて、隠れたのはロッカーの中。
しかも、ミドリと同じロッカー。
この手の展開では鉄板ですね。
よふかしのうた 第32夜「盗撮画像を拡大して見る」
前回の盗撮画像はミドリだと誤解していたんですよ......。
実際、盗撮されたのはアリサだった。
それにしてもコウはよく女性の下半身だけで、アリサだとわかったな。
(他の画像もあったらしく、それでアリサだとわかった)
盗撮事件は盗撮事件なので、盗撮犯を捕まえる展開になった。