よふかしのうた 第46夜「仲良くヤろうや」
今回は若干時間が巻き戻ってるかな。
コウがハツカと話してる前後で、ナズナがニコたちの元に行ったぐらいのところから。
コウが吸血鬼にならなくても許して欲しいという話をしにきて、
やっぱりニコが許してくれるわけはない。
吸血鬼の存在を広める可能性がある人間は放っておくわけにはいかない。
だから、ニコにとってナズナの提案は「約束」と違う。
ナズナは自分を殺してそれで済むならそれでいい。
けど、吸血鬼同士での殺しは基本なしというのがルールらしい。
吸血鬼を殺すというは簡単にはいかないだろうしね。
とはいえ、鶯餡子が使った方法だけみると、多少簡単にも見えるけど、
吸血鬼同士でのバトルで、相手を殺すとなるとすごく大変そう。
それを考えたら、コウを殺した方がとても簡単。
ただそれをしたら、ナズナがニコを殺す。
で、ニコの提案は「恋バナ」。
コウとハツカがニコのところに、着いたころにはナズナの姿はなかった。
ニコは「ナズナならさっき出て行った」と聞かされた。
つまりはナズナは生きてるってことなる。
けど、ナズナは当分まともに会話ができないと言ってる。
その上、ナズナは今コウに会いたくないらしい。
そんなこと関係なく、コウが今、ナズナに会いたい。
一方のナズナはコウに対して謝罪混じりの思考だった。
ナズナは夜の遊び方なんてしらない。
散歩したり、酒飲んだり、ゲームしたり、それしかしらない。
なのに、コウの前では格好つけてウソを吐いてしまった。
そんなこと考えながら、酒を買おうとしたらコウが登場した。
ニコは「当分まともに会話ができない」といってたのに、
ナズナがケガしてるわけではなかった。
ニコは彼女の言葉通り「恋バナ」で、事態を収拾した。
コウを殺さない条件として提示したのは
ニコたちが全力でナズナとコウの恋路を応援する。
だから、ナズナは何がなんでもコウを落とせ。
それだけ。
コレまでナズナは、自分自身からコウが自分に恋をするように
なにかを仕掛けてきたわけではない。
だけど、今回、ニコが提示した条件からナズナは行動を起こすしかなくなった。
行動と発言は、コウの方が早かった。
ナズナのことを好きになる。
だから、退屈になんてさせない。
俺といよう。
ほぼ告白のようなコウの言葉に、ナズナはキスで応える形になった。
ナズナ自身もコウに恋をさせる決心がついた。
......そういえば、決意したとはいえ、ナズナは恋愛関係ダメじゃなかったっけ?