よふかしのうた 第120夜「お前、結局どっちなんだ?」
さすがに強キャラムーブしていた吸血鬼も、
建物を壊す一撃はダメージが大きくて動けない。
負けた事実が悔しくて大泣きですよ。
その状況にコウが驚いていると上の瓦礫が落ちてきて、
それをアザミが蹴飛ばした。
アザミの疑問は「結局どっちなのか」。
コウは、人のようで、吸血鬼のようで、中途半端な存在だから、
その疑問は当然だね。
よふかしのうた 第119夜「ファーストピアス」
半吸血鬼化したコウの登場。
彼が半吸血鬼化するために使ったのは「ピアッサー」。
なるほど、手のひらサイズで、手軽で痛みと出血が出来るわ。
コウに対して相手の吸血鬼は戸惑っている。
半吸血鬼状態だから、人間であり、吸血鬼でもある。
そんな相手を知らないんだろう。
というか、今までいなかったんだろうから、コウの存在は異質。
よふかしのうた 第118夜「まじでぇ...?」
ナズナが壁をすり抜けした先には、敵対状態の吸血鬼。
この壁を挟んだナズナと吸血鬼、状況をわかっていないコウたちの構図は、
マンガ表現ならではだと思うので、ぜひ本誌やコミックスで読んで欲しい。
相手の吸血鬼は、ナズナの無力化が目的。
ナズナは前回の話で、構造もわかってない建物でのすり抜けはそうそうやらない。
と言ってたけど、敵さんは関係なくすり抜けを行使する。
ナズナを抱えて飛び上がって、ナズナ共々天井を何度もすり抜けていく。
その感覚はナズナにとって気持ち悪いもの。
よふかしのうた 第117夜「吸血鬼の戦い方」
コウくんは戦力に数えられているけど、
あんまり半吸血鬼化をすべきではないと、
目代さんは考えている。
半吸血鬼化自体がなにもわかってない。
その反動や代償は?
半吸血鬼化を何度もしたら、半吸血鬼から戻れなくなるのでは?
わからないことが多すぎる。
それでもコウくんが半吸血鬼化しないといけない場面が出るんだろう。
よふかしのうた 第116夜「金魚の醤油さし」
先週増えた吸血鬼の狙いは当然目代さん。
襲ってきたときは目代さんの命を狙ってるのかと思ったけど、
こっちも目代さんの身柄確保が目的らしい。
決して、目代さんにモテ期が来たわけではない。
吸血鬼増えるのはいいけど、名前を教えてください......。
アザミと対峙してる吸血鬼の話だと、星見キクの行動というのはやりすぎてるものらしい。
星見キクの行動は吸血鬼という種の繁栄には繋がらない、
後のことを考えないで眷属を作る。
それらによって結果的に吸血鬼の存在が目立ってしまう。
だから、星見キクを殺すことができれば、懸念が消える。
星見キクを殺すために目代さんが必要。
よふかしのうた 第115夜「守りづれェだろうが」
アザミは目代さんに星見キクを殺させないために、今回襲撃してきた。
その行動はわかるけど、目代さんには、もう星見キクを殺す気がないんだよな。
アザミの役割は星見キクの事後処理。
今回、アザミが目代さんのところにきたのも同じ理由。
目代さんはハロウィンで目立ちすぎた。
あの時の行動が原因で、吸血鬼たちの間で有名になってしまった。
ついつい忘れがちだけど、眷属はともかう吸血鬼は、
ナズナやセリ、キクたち以外にもいる。
星見キクはともかく、ナズナやセリといった顔なじみの吸血鬼なら、
まだ事情を話して抑えることができるだろう。
でも、それ以外の吸血鬼たちにはそんなことはできない。
つまり、目代さんは吸血鬼から命を狙われている。
よふかしのうた 第114夜「私のこと好きだったの?」
目代さんがアザミについて知っているのは、「星見キク」の眷属であることだけ。
お互いにお互いに用がある。
目代さんがアザミに聞きたいことは、「星見キクとは何者か」。
ただそれは彼も知らない。
眷属からしても「眷属を増やして放置してる」ことはわからない。
ただ「パンデミックを起こそうという気もないらしい」
「らしい」というのは、アザミが星見キクから聞いたから。
星見キクは相手を眷属にしたら、そこから会うことはなかったはず。
だけど、アザミはしばらく星見キクに面倒を見てもらっていた。
よふかしのうた 第113夜「俺を人殺しにするつもりか」
コウくんは半吸血鬼化が切れている状態。
でも、吸血鬼はそれに気が付いていない。
なんなら油断させるためにわざとやってるんじゃないかと思っている。
だから、ビルの屋上からコウを落下させてためそうとする。
そうしたらさすがに、「吸血鬼」の力を使おうとするとか思ったんだろうけど、
コウくんが自由落下し続けるので、ようやくまずいと気が付いた。
「俺を人殺しにするつもりか」
この吸血鬼は、吸血鬼になったときに人は殺さないと決めたらしい。
......吸血鬼になってなくても、人を殺すのはダメです。
ちなみにこの吸血鬼は、アキラと目代さんを殺したと思ってる。
よふかしのうた 第112夜「力ずくで」
先週、ものすごい高さまで跳躍したコウが、吸血鬼に一発かましたわけだけど、
そのあたりの対処を考えてなかった。
でも、ナズナがすぐにフォローに登場。
アキラと目代さんはナズナが助けて、コウは吸血鬼を捕まえることになった。
コウは見事とは言えない着地を成功させて、吸血鬼に追いついた。
ナズナの近くで彼女がどうやって跳んでいたのかを見ていたとしても、
そんな簡単にはいかないから着地は、転がってぶつかって止まる形にだったけど。
よふかしのうた 第111夜「俺もなれるかな」
今回の話の冒頭は、マヒルのモノローグ。
マヒルの兄は交通事故で亡くなった。
それがきっかけで母親がおかしくなって、父親もその母親を放っておけないから仕事を辞めた。
マヒルからみた兄は優秀で優しい人間だった。
でも、マヒルは兄が亡くなっても上手く泣けなかった。
「俺もなれるかな 兄ちゃんみたいに」と子供のマヒルが言ってるけど、
憧れなのか、それとも兄を大事にしていた両親が自分を見てくれると考えたからなのか?
目代さんが、夕 マヒルの家族をみて感じたのは「終わってる」。
マヒルは家族に愛されていないし、家族はマヒルのことをどうとも思っていない。
それならマヒルは今の状況が幸せなのかもしれない。
普通に戻すことで逆に苦痛を与えることになる。