「だが、男だ」という名言もある。よふかしのうた 第44夜「あるものが有ること」 このエントリーをはてなブックマークに追加 「だが、男だ」という名言もある。よふかしのうた 第44夜「あるものが有ること」

よふかしのうた 第44夜「あるものが有ること」

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前回、餡子が警察に本当に通報したのかどうかはともかく、
コウがこれまで満喫していた「楽しい夜」というのは崩れることになり、
公園に逃げ込んだところでハツカに声を掛けられた。

そのままハツカの家へ。
ハツカの家にいくと、男女がハツカを熱烈歓迎。
熱烈すぎて引くわ......。
ただハツカの家にいるんだし、眷属または眷属候補だろうな。

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シャワー浴びて出てきたハツカが、コウに声を掛けた。

「タオル用意を忘れてさ、悪いんだけど持ってきてくれない」

セリフだけで状況を考えると、セクシー展開かな?と思うんだけど
そんなことはなかった。
「あるもの」が「有った」

あーー。

確かにハツカは自分を女性だとは言っていないし、
決めつけはよくない。
ただ、男か......。
中性的な感じだったから普通に「僕っ娘」だと思っていたよ。

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いろいろと落ち着いところで、コウの事情の話。
ハツカはコウの話を聞いて、吸血鬼の殺し方自体はしらないらしいけど、
「灰になった」というところには、何か心当たりがありそうな反応だった。

ただハツカ自身も吸血鬼のことをあまり分かっていない。
それは人間が人間のことを良くは知らないのと一緒。

吸血鬼は「生きること」以外のことを何もしていないから知らない。

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ナズナの方は平田ニコのところに乗り込んだのか、
またはニコに呼び出されたのか、なんだか険悪な雰囲気。
ハツカのところに連絡があったから、その現場にコウを連れていくんだろうな。

今回はハツカが男だということに驚いたけど、
彼の過去もなにかありそうな描写があったな。
人間の頃から女装をしてた節がありそうなので、
それが今のハツカの女装の理由に繋がりそう。

よふかしのうた (4) (日本語) コミック - 2020/8/18