夜を知ってしまったから。よふかしのうた 第199夜「面白い推理だね 小説家にでもなってみては?」 このエントリーをはてなブックマークに追加 夜を知ってしまったから。よふかしのうた 第199夜「面白い推理だね 小説家にでもなってみては?」

よふかしのうた 第199夜「面白い推理だね 小説家にでもなってみては?」

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ナズナと別れてから、一年が経っていた。
学校には行っていて、アキラとの話題は進路のことだし、
クラスメイトとは好きな人の話をしたり、ゲーセンに誘われたり、
普通の学生生活を送っていた。

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放課後は目白さんの事務所へ。
目白さんはベトナム行ったからそのままフェードアウトするのかと思っていたけど、
水が合わなかったらしく、半年で帰ってきたみたい。

海外をあちこち行って、吸血鬼の状況が見えてきた。
葛藤を抱える者、迫害を受けてる者、人と共存したい者。
さまざまな事情がある。

なんでコウが目白さんの事務所に来ているのは、
コウが道として選んだのが「探偵の助手」。
ただ、目白さんからは高校は行っておけと。
その方がカッコイイから。

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ナズナと出会って、夜ふかした。
吸血鬼たちとも出会った。

彼にとって夜は、吸血鬼たちとの接点。
コウはそんな夜の時間を大切にしている。

やっぱりナズナがいない夜は、物足りないよな。

次回でよふかしのうたが最終回。
今回の話から更に時間が進むのか、
それともこの「一年」経った時間で完結なのかな。

どうなるやら。


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