よふかしのうた 第31夜「都合良くモテない知り合い」
小繁縷ミドリが考える男にチヤホヤされる方法は、
メイド喫茶のメイドになること。
......。
まあ、チヤホヤされるのかな。
メイド喫茶は行ったことないけど、イメージ的に固定客もつくだろうし、
男性客からはチヤホヤされるか。
で、そんなミドリが急用でこれなくなった人の代わりを探していた。
条件はモテない人。
当然、吸血鬼+モテないなら、ナズナしかいない。
よふかしのうた 第30夜「あっくんと呼んでくれ」
先週、セリの眷属になったメンヘラさんこと秋山くん。
あの時は劇的な変化等は見られなかったけど、
だいぶ外見変わって格好良くなったな。
吸血鬼になった実感はあるのか?
秋山くんが言うにはまだぼんやりとしている。
ただ考え方の視点が変わったらしい。
人間の時はあんまりハッキリとしたものとして捉えてなかった
三大欲求「食欲」「睡眠欲」「性欲」が、
吸血鬼になったことで、種の存続に直結していることを実感できるようになった。
もう一つ決定的なのは、「血を吸いたくなった」。
吸血鬼になった側からすると、コウのようにクビを露出しているのは刺激が強い。
よふかしのうた 第29夜「ずるい」
メンヘラくん=秋山くんを、セリは眷属にするつもりはなかった。
なんでか?
そういうの飽きた。
セリが言うには「人との関わり全てに恋愛がついてくることに疲れた」。
人間関係疲れというのは吸血鬼にもあるんだな。
吸血鬼の場合は、相手を食事か眷属にする相手にしか思ってないから、
その手段として恋愛がまとわりついてくるんだから疲れる。
吸血鬼は、相手を惚れさせる技術を知ってるから、それを無意識的にやって、
どのタイミングでなにすれば惚れるか、あと一押しなのかもわかる。
そんなことを考えてたら疲れてしまった。
よふかしのうた 第28夜「恋は盲目という言葉がある」
メンヘラくんとセリはどこで出会ったのか?
それは彼女に振られたメンヘラくんが飲み過ぎた時に、
偶然出会った。
ファミレスで「恋は盲目」という話をしていた。
恋をするとその人のことしか見えなくなって、判断力を鈍らせるというやつだ。
でも、あれは結局、メンヘラくんがいうように恋をすると、その相手を好きな時は、
ドーパミンがドバドバ出て、気持ちよくなってるから。
一方でセリはセリで、これまで相手にしてきた男とは違うメンヘラくんのことが
少し気になってきた。
「この人間とならもしかしたら」
と思うセリの独白からすると、セリは誰かに恋をしたことがないんじゃないか?
よふかしのうた 第27夜「あなたはセリさんのなんなの?」
セリが相手にしている男の一人が「メンヘラ化」した。
元々はネットスラングの言葉だけど、大方の意味合いは精神的に病んでいる状態を指す。
その理由は恋愛関係や人間関係などなどあるでしょう。
メンヘラな人は、精神的追い詰められているのでトラブルを起こしやすい。
というわけで、コウはそのメンヘラが起こすトラブルに巻き込まれそう。
カラオケルームのドアを「バンバン」叩いてるから緊張が高まるけど、
セリは冷静です。
多くのメンヘラを相手にしてきたからか、
適当に相手をすればそれで相手が満足することがわかっているので、
対処方法もばっちり。
というか、
面倒になるようなら「殺す」という選択肢を取るつもりでいるから、
気楽なんだろうな。
セリがメンヘラを殺そうとするからコウがそれを止めることになる。
彼女は止まる気配もないから、こうなると逃げるしかない。
よふかしのうた 第26夜「ハーレムものってあるじゃないですか」
桔梗セリは、いろいろな人からラインのメッセージが来る。
今の時代って、ラインを始めとしたメッセージアプリが普及したおかげで、
メールを送る以上に気軽にメッセージが飛んでくるから、
セリみたいにたくさんの通知が来るんだろうな。
リアルにめんどくさかったら無視を決め込むのもありだけど、
セリの場合は血を吸うから邪険にもしにくいのかな。
ただ相手がメンヘラ化してしまうと非常にめんどくさい。
めんどくさいなーと思っていたら、コウを見つけて抱きつこうとした。
まあ、ナズナに思いっきり膝蹴り喰らわさせられたけど。
ナズナもコウのことを守ってるんだなと思ったけど、
単純にセリの顔がむかついたからという理由。
よふかしのうた 第25夜「お盛んなこって」
簡単に言うとコウとナズナがはぐれた。
地元のお祭り的な騒ぎにきたら、ナズナが一人ではしゃいでどこかに行き、速攻ではぐれた。
ナズナを探すにしても、学校の人間に見られたくないので、屋台でお面を購入した。
さっそく学校の人間とすれ違ったけど、お面のおかげで気が付かれなかった。
ただ、その中にいたマヒルには速攻で気が付かれた。
確かにマヒルって、そういうタイプだとは思ってた。
よふかしのうた 第24夜「恋愛マスター吸血鬼」
自分に残された猶予が一年しかないことをないことを
改めて「やべーじゃん」と気が付いて悩むコウ。
偶然会った「桔梗セリ」に悩みを打ち明けた。
コウ自身は何年掛かってもナズナに恋をして、吸血鬼になるつもりだった。
でも、「一年」という制約は難しい。
ナズナの基本スタンスは「好きにしろ」だから、コウに対して積極的に協力してくれるわけではない。
それに加えて、恋愛学一生赤点だと言われるぐらいだしな......。
だから、コウが変わらないといけないという焦りがある。
じゃあ、恋愛マスターの吸血鬼の桔梗セリちゃんにお任せ!
......なんだろう、不安しかない。
よふかしのうた 第23夜「どいつもこいつも」
前回まででコウが吸血鬼になるまでの猶予が1年しかないことがわかったわけだけど、
コウはその猶予が「一生夢が叶えられなくなる」ものだという認識をしていた。
でも、アキラから言われて気が付いた。
吸血鬼に詳しい一般人なので、それは吸血鬼たちに殺されるやつでは?
つまり恋が出来るか、死ぬかが決まる一年というわけですね。
アキラは相談ぐらいは乗るからといってたけど、それは大丈夫なのか?というね。
でもアキラが相談に乗らないと、ナズナ自身がどうこうするというのは期待ができないだろうしな。
よふかしのうた 第22夜「かんぱ~い」
「ナズナちゃんを好きになりたい」というコウの発言を聞いて、
ダメージを受けてるナズナちゃんは回復中。
コウを連れてそのまま帰れるわけではない。
ナズナはニコたちに言わなければならないことがある。
それは、恋バナ。
恋バナか。
恋バナといっても、ナズナがコウをどうやって落としていくかというプランの話。
ニコたちからしたら他の誰とも深く関わってこなかったナズナが、
コウをどうするのかが気になるところ。