先生だって人間だからね。 よふかしのうた 第35夜「この先生が苦手だった」 このエントリーをはてなブックマークに追加 先生だって人間だからね。 よふかしのうた 第35夜「この先生が苦手だった」

よふかしのうた 第35夜「この先生が苦手だった」

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不登校生とが会いたくない人、上位は担任の先生ですね。
そりゃあ、出会ったら、全力で逃げますよ。
で、追いかけようとした担任が吐いたら、さすがに介抱しますね。
担任は、澤先生。
コウはこの先生が苦手。
澤先生はあまりにもマジメ過ぎる。
他の先生なら受け流すような、授業中の生徒からの質問にもマジメに対応していた。

それがあまりにもマジメだったので苦手だったのかな。

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ただそんなマジメ過ぎる担任が、
酒を飲んで、吐いてるのだからコウからしたら、
ギャップが大きい。
学校にいる間は「先生」なんだろうけど、
それが過ぎて夜の街に居れば、
ただの人間になるしな。

苦手だった先生は、コウが無理して優等生をやっていたのに気が付いていた。
でも、そんな先生は別に生徒のことが好きなわけではない。
なんなら、周りの先生も生徒も嫌い。
ならなんで先生をやってるかといえば、プライドを持っているから。
......でも、じゃあ、そのプライドはどこに依存してるものなんだろうな。

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公園でグダグダ喋ってたら、
セリやら秋山さん、ナズナも合流するしで一気に賑やかになった。
ただナズナさん、「コウの母です」は無理があると思うんだよね。
しかも先生も一瞬信じたし。
担任ということもあって、コウが不登校になっていることは気にして、
もしも学校に来たくなったら遅れてる分の授業内容はまとめておくとのこと。
コウが言うように、普段からこの夜の先生みたいな対応なら、生徒からの人気も上がるだろうな。

で、澤先生は最近マヒルの事を気に掛けてる。
どうも様子がおかしいらしい。
まあ......彼は夜更かしが増えてるのと、吸血鬼と繋がってるっぽいから、
それ絡みでしょうね。

こういう澤先生の発言から、徐々に話がマヒルに寄っていくのかな。

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