よふかしのうた 第120夜「お前、結局どっちなんだ？」

さすがに強キャラムーブしていた吸血鬼も、
建物を壊す一撃はダメージが大きくて動けない。

負けた事実が悔しくて大泣きですよ。
その状況にコウが驚いていると上の瓦礫が落ちてきて、
それをアザミが蹴飛ばした。

アザミの疑問は「結局どっちなのか」。
コウは、人のようで、吸血鬼のようで、中途半端な存在だから、
その疑問は当然だね。

いろいろと一段落して状況整理。

コウたちを襲ってきた吸血鬼の名前はススキ。
彼女はなにかの組織に属してるわけじゃなく、
吸血鬼が静かに暮らせることを目的に活動している個人。

この思想であれば、星見キクのように眷属増やしまくる行動は、
悩みの種になるわな。

コウは別に星見キクを殺すならそれならそれでいい。
でも、そのために目代さんやコウの周りの人間に手を出すのは許さない。

コウの「あんたは一度俺に負けてるんだ」は、
ススキに対して抑止力になる言葉だな。
でも、普段のコウなら言わなそうなので、このあたりは目代さんが気にしてるように、
半吸血鬼化が性格にも影響与えるのかな？

ススキの状況は分かったのでコウの状況の説明。
自分が半吸血鬼であること、
目的は星見キクが眷属にしようとしているマヒルと仲直りしたいだけということを
説明した。

ススキとアザミの間は相変わらず険悪だけど、
コウが変なところでススキのフラグ立てたっぽいので、
めんどくさい展開になりそう。

よふかしのうた (10) コミック 2022/2/18