よふかしのうた 第119夜「ファーストピアス」

半吸血鬼化したコウの登場。
彼が半吸血鬼化するために使ったのは「ピアッサー」。
なるほど、手のひらサイズで、手軽で痛みと出血が出来るわ。

コウに対して相手の吸血鬼は戸惑っている。
半吸血鬼状態だから、人間であり、吸血鬼でもある。
そんな相手を知らないんだろう。
というか、今までいなかったんだろうから、コウの存在は異質。

半吸血鬼化状態のコウは、相手の動きが見える。
いきなり飛んできた攻撃だって見えるから避けることも出来る。
避けることができるほど、相手の動きが見えるなら、
こちらの攻撃も当てることができるはず。

確かにコウの攻撃は当たったけど、すり抜けた。
相手からすると、吸血鬼の戦い方がなっていない。

ナズナや他の吸血鬼(星見キクは除く)は、そこまで好戦的な感じじゃないしなー。
戦い方という意味では経験値がないのかもしれな。
だからコウが知ってる「吸血鬼の戦い方」もレベルが低いのかな。

コウの半吸血鬼化状態というのは、痛みと流血によって、
吸血鬼のコウが顔を出して、人間のコウと一緒に居る状態。

じゃあ、その半吸血鬼状態で、コウがさらに「痛みと流血」を得たらどうなるか？
吸血鬼のコウの比率が強くなる。
その結果どうなるか？

コウの力が上がって、かなり強くなる。
ちぎれた腕を血液で繋いで引き戻して、くっつけるんだからいみわからん。
そして、打撃一つでナズナの家をぶっこわすぐらいには強くなった。

力だけならナズナより強い？
それともナズナが加減なしで殴ったら同じぐらいできる？

よふかしのうた (10) コミック 2022/2/18