恋が本物だと証明するために。よふかしのうた 第122夜「ただいま」 このエントリーをはてなブックマークに追加 恋が本物だと証明するために。よふかしのうた 第122夜「ただいま」

a

星見キクが行きたいところに行く前に、
マヒルの両親に挨拶しなきゃね。
......ただの挨拶で済むわけがないよなー。
マヒルはキクに説得されると、なぜか納得してしまうらしいけど、
それはある種の洗脳が進んでいる証拠なんじゃないかな。

「強い多幸感」と言ってるコマが怖すぎるんだよな。
多幸感とは反対の印象を受けるよ。

a

ある人間に恋をした吸血鬼がその人間の血を吸うと、
人間を死なせてしまう。

ススキはこれはあくまで噂で、そういう話があるという程度に留めていた。
もしもこの話が本当ならマヒルが危ないというのがアザミの見解。
彼から見て、星見キクの動きはいつもと違う。

「眷属が欲しくて血を吸うわけじゃない。
 でも誰よりも眷属が多い」

これがこれまでの星見キクの行動の結果。
コウとアザミは、ススキの話も踏まえて、
星見キクは自分の恋を証明したいと考えている。

前回の話でそんなところかなと予想したけど、
これはそういう方向であってそう。

星見キクは自分が血を吸う事で、相手を死なせることで
自分の恋が本物であったと確認したいんだろう。
でも、相手は死なずに眷属となった。
そうなった自分は恋をしていなかったと考えて、次の相手を探す。
その結果、眷属が増えていったんだろう。

a

星見キクはマヒルを連れて、彼の自宅へ。
両親へ挨拶をさせるためだろう。
でも......そんな簡単な話じゃないよな。
この展開だとマヒル自身に、彼の両親を殺させるまであるだろうな。
そこまでしなくても両親と決別させて、マヒルが星見キクにもっと依存するようにするのだろう。

よふかしのうた (10) コミック 2022/2/18