ささやくもの せまるニック・オブ・タイム フルメタル・パニック このエントリーをはてなブックマークに追加 ささやくもの せまるニック・オブ・タイム フルメタル・パニック

せまるニック・オブ・タイム (富士見ファンタジア文庫 92-20 フルメタル・パニック)

この話で広げた物をどうやってまとめるのか、非常に興味がある!
賀東さんがいうようにここまでくると、次巻で終わるつもりだとしてもそれが終わるのかという心配もあるな。

今回はASでドンパチと言うよりも、かなめとテッサ、レナード、ミラといったウィスパードに関わるものがメイン。あとはクルツだね。

まず、最初にはクルツか。
いつしか言っていた「俺の女」、それにまつわるエピソード、またクルツの狙撃に関する話が絡んできた。
妙にクルツに話の中心を持っていかれてるような気がしたのは、最後の「魔弾の射手」へのためだったのか。
賀東さんのことだから、やはりクルツはあのままだよな……。クルツのことがあるから、非常に次巻(最終巻?)は波乱の予感だな。

ウィスパードに関わるもの。
TAROS、オムニ・スフィア、「ささやかれたもの」、「ささやくもの」。これらについては、なるほどそういう理由で来たかと素直に思った。
オムニスフィアが時間や情報の逆行が起こりえることで、ブラックテクノロジーを未来から、「ささやくもの」が発信し、そしてその囁きを、「ささやかれたもの」が受け取る。
確かにそうすれば、あるはずのない技術の情報を得ることが可能か。ウィスパードは、世界初のTAROSの暴走事故の影響で生まれたのか……。
レナードはテッサよりも、少し先を見ていたから、カナメがすべての原因と結果と言ってたけど、それはこの先で変わるのかな。
カナメが「ささやかれたもの」から、「ささやかれたもの」へと変わった原因は、ソフィアという存在か……。

ホントに続きが気になります。

構図としてはレナードと宗介、カナメとテッサがお互いに争っていくのだろうか。カリーニンがどう立ちはだかるかな。マオもいるしと、気になることばかりです。

クルツ……(FC2 Blog Ranking)

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まんざらでもない 『フルメタル・パニック!せまるニック・オブ・タイム』感想

生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録 1 このエントリーをはてなブックマークに追加 生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録 1

生徒会の一存 (富士見ファンタジア文庫 166-7 碧陽学園生徒会議事録 1)

ライトノベルを読んでいて、ひさしぶりに声に出して笑った。
伝説の勇者の伝説と終わりのクロニクル以来かも。

この作品、いい意味で頭悪い(かなり褒めてる。

作者が四コマ小説というのもうなずけた。
短篇それぞれが集まって、たしかに四コマ集だわ。

読む前のイメージは、生徒会がドタバタやりながら学校の事件を解決していって、ヒロインとかラブコメか?と思っていた。
大枠としては外れていなかったけどね。

主人公が、本気でハーレムを作ろうと考えてるし、富士見書房もよく許したなと思えるようなパロネタがあったな。
涼宮ハル○やひぐ○しなど。

読む!と意気込んで読むというよりも、あー、暇だし軽く読むのにもいいのかも。

今後は、主人公がほんとにハーレムを作れるのかというか、他の生徒会役員が持っている過去のことに振れたり、主人公の義妹と幼なじみが出てくるのかなと思ってみる。

でも、プロローグとエピローグで気になるところもあるけど、作品の性質上どこまで本気でとらえていいのやら。
作品内で、顔はいいのは絵師の力だ!と言われると思わなかったよ。

堕ちた黒い勇者の伝説 1 真伝勇伝・革命編 このエントリーをはてなブックマークに追加 堕ちた黒い勇者の伝説 1 真伝勇伝・革命編

堕ちた黒い勇者の伝説 1 真伝勇伝・革命編 (1) (富士見ファンタジア文庫 111-37)
堕ちた黒い勇者の伝説 1 真伝勇伝・革命編。書き下ろしと短篇が収録されている。
書き下ろしの方は、シオンが王になるまでのことが描かれていくみたい。

今回は、伝説の勇者の伝説1巻でのエスタブールの魔法騎士団をライナが倒したあとのシオンの話。
国を革命するために動いていたのは、シオンだけじゃなくてラッヘル・ミラーも動いてた。
ラッヘルのもとにはクラウはいるし、カルネもいる。その他、多くの兵もいる。
なんというか、シオンはラッヘルのシナリオに途中まで従っていたけど、そこから外れようとしていくから、シオンとラッヘルの二人のシナリオのぶつかりあい。

ここからどうやって、シオンがラッヘルのシナリオを破り捨てて自ら王になり、クラウやカネルを仲間にしていくのかと言うのも気になる。
また、あの「勇者」の力を手に入れるのかというのも。

また、第二章はクラウの昔の話。
幼いころからクラウはかなり頭が切れたんだなと言う印象と、一体どんな目的で作られたのかというのも。
というか、まさかクラウが実験体として作られたとは思ってなかった。
「エーミレル私設兵団」で出会った、レイ・スタッカート、そしてルーク・スタッカート。レイとルークは姉弟じゃないにしてもなんだろうかな?
いろいろと気になるところ。

短篇
ブーちゃん。すごかったのね。
忘却欠片でもすごいものだったけど、持ち主がアホでよかった。

あとはマジメなライナが…。
シオンでもライナがマジメになるとさすがにやりすぎた!と思うみたいだし。でも、マジメにフェリスに迫るライナと、困った様子のフェリスが面白かった。特に後者は可愛かった。

緋色のルシフェラーゼ 1 このエントリーをはてなブックマークに追加 緋色のルシフェラーゼ 1

緋色のルシフェラーゼ 1 (1) (富士見ファンタジア文庫 183-1)

ショタコンですね。
ええ、来栖いずもはショタコンです。
《指輪》をかけて、魔王の生まれ変わりの来栖いずもを始めとしたキャラクターが戦うというもの。
バリバリのアクション物ではなくて、ショタコンラブコメかなー。
魔王は、七つの大罪の「大食」、「愛欲」、「強欲」、「嫉妬」、「憤怒」、「怠惰」、「自尊」になぞらえられたもの。
とまあ、ハガレンでお馴染みのものですが。

紺太といずもの関係は、まあラブコメだよなーという感じで。
いずもが興奮すると、魔王のときの角が伸びたり、鼻血を出したりと他人が見てわかりやすい反応が。
でも、なんだか、蛍光灯でのシャドーボクシングは一体どれだけの高校生がやってるのかなーw
バトルもラブコメも読みやすかったかな。
今後、バトルとラブコメのどっちの比重が多くなるのかが気になる。
読みやすかったけど、ちょっと物足りない気もしたり。
でも、天使や悪魔、魔王についてはあれこれ書かれていてそういう部分は非常に面白かった。
ショタもの好きの人も、そうじゃない人も楽しめると思います。

ショタかー(FC2 Blog Ranking)

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緋色のルシフェラーゼ 1 - 愛があるから辛口批評!

クジラのソラ 4 このエントリーをはてなブックマークに追加 クジラのソラ 4

クジラのソラ 4 (4) (富士見ファンタジア文庫 159-5)

最後まで、ジャベリンの攻撃方法がイマイチ理解しきれなかった……。
ダメだなー。
それにしても冬湖との戦闘は、雫と冬湖の最初のゲームと同じく「全ての恒星を奪う」という滅多に使われない勝利条件を使ったのは、一巻をホントに思い出させた。

アウターシンガーって、結局の所オーヴァーソウルが使っている演算領域をどれだけ使うことができるのかどうかという理解で良いのかな。
用語に対しての理解が低かったなー。

コズミックイーターの襲来に関して、地球が団結する様は実は予想外だったり。
冬湖がコズミックイーターどうにかできるんじゃないかと思っていたので。

あと、地球を別の宇宙に移したことに関しては、「それって大丈夫なのか?」と思ったのだけど。
地球の公転軌道やらなにやらを考えてしまったので。

私としては、消化不良な感じで終わってしまったのが残念でした。
あ、でも雫と恭介のやり取りは面白かったかな。

最終巻(FC2 Blog Ranking)

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クジラのソラ 3 (3)
クジラのソラ 3 (3)瀬尾 つかさ

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クジラのソラ 2 (2) (富士見ファンタジア文庫 159-3) レッド・ノクターン―鋼殻のレギオス6 (富士見ファンタジア文庫 143-11) クジラのソラ 01 (富士見ファンタジア文庫) クジラのソラ 4 (4) (富士見ファンタジア文庫 159-5) 奏でる少女の道行きは (富士見ファンタジア文庫 174-2 黄昏色の詠使い 2)

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◇クジラのソラ(04)( 美味いビールが飲みたいんじゃぁ - 楽天ブログ(Blog))

踊る世界、イヴの調律 黄昏色の詠使い 4 このエントリーをはてなブックマークに追加 踊る世界、イヴの調律 黄昏色の詠使い 4

踊る世界、イヴの調律 (富士見ファンタジア文庫 174-4 黄昏色の詠使い 4)

今回は実質的な、前回の続きでいいのかな。
<始まりの女>(イブ)、<空白名詠>、<その約束に牙剥く者>(アマリリス)、アマリリス真言などいろいろ言葉が出てきて、なんだか面白くなってきた。
クルーエルがいろいろと秘密をもっているというよりも、彼女の中にいる(?)アマリリスが原因なんだろうね。黎明の神鳥とアマリリスという真精が二体も彼女の中にいることがなー。
アマリリスの言葉はまだまだ謎が多い。でも、確実に核心に迫るものだろうし。

そして、現れた<空白名詠>の使い手、シャオ。<空白名詠>は五色の名詠の根源みたいだけど、それから外れている夜色、灰色。
シャオとネイトの間だにあるものが、何か。
シャオというのは、夜。ネイトは、夜明け。対照的なこの名前に何があるのか。

また、セラフェノ音語に隠された秘密、またクルーエルが使ったセラフェノ音語の文法構成が似てるが異なる言葉。それが名詠式全体に関わる何かを秘めているのか。

それにしても、クルーエルはどれだけ美しいと誉められるんだよ。
いや、彼女を診察したティンカがそう漏らすのだから相当なんだろうけど。
その完璧さ故の違和感というのも。

謎が深まっていくなー

『大人はみんな、大切なことを忘れてる』

この言葉も一体何のことかと。
今回は様々な新しいものが出てきたから、なかなか自分の中で整理しきれなかったな。

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大伝説の勇者の伝説2 明日をも知れぬ大合戦 このエントリーをはてなブックマークに追加 大伝説の勇者の伝説2 明日をも知れぬ大合戦

大伝説の勇者の伝説 2 (2) (富士見ファンタジア文庫 111-36)
前回のフェリス対フロワード戦からの始まるけど、ルシルの介入で事態はどうにかなった。
ルシルの発言から、ルシルはどこかエリス家にある「呪い」のようなものを一人で背負ってフェリスには背負わせないようにしている印象があった。
でも、フェリスはルシルにとって大事なんだろうけど、イリスにはそれほど執着していないような。
実際、作内でも言われてるようにイリスが死にかけたときには現れず、フェリスが死にかけたときに現れた。
このフェリスとイリスに対する違いはなんだろうか。
また、フェリスにはルシルが持っていない「何か」を持っているような印象だ。

今回、キファがライナ、フェリスのところに加わったことで話がいろいろと面白くなりそう。
キファは伝説の勇者の伝説一巻でライナに告白しているし、フェリスはあまり表に出さなくてもライナに好意を向けているのは確かだし。
このへんのやりとりの変化が気になる。
また、キファというまともな感覚を持ったキャラクターがいることで、フェリスとライナのやりとりがやっぱり変だとよくわかる。

今回気になったのは、二点。
一点目は、ガスタークの王レファルがキファに対して話した伝説や神話といっていいほど、昔の話。
「女神」と「狂った黒い勇者」、「寂しがりの悪魔」が登場する話。
作内P146~P156で書かれている内容は、これまで伝勇伝であまり出てこなかった「伝説の勇者」の話なんだろうけど、その中の「狂った黒い勇者」、「寂しがりの悪魔」は、それぞれシオンとライナを思わせた。キファもそう感じたみたいだけど。
その「女神」と「狂った黒い勇者」、「寂しがりの悪魔」が登場する話では、
・すべての式
・すべての式を編むもの
・すべての式を解くもの
・人間α
・狂った黒い勇者
が気になったかな。
大きな力を持って抱えきれなくなった狂った黒い勇者。すべての式の半身である「すべての式を編むもの」「すべての式を解くもの」。
人間αは、ライナが暴走したときに発していた

『αは破壊だ。我はなにも生み出さない。恵まない。救わない。ただ消すだけ。真っ白に』
伝説の勇者の伝説1巻P202より引用


上記のαを連想させるなーと。ライナの複写眼が暴走したときは、人間αがでてきてるのか?でも、たしか「すべての式を解くもの」なんだよなー、ライナって。

今回、「女神」が登場して、シオン、ルシルと対峙したけど、そこでシオンが世界にはいくつものパターンの古の物語が伝わっているということを言っていた。レファルがキファに話した物語は、
・勇者が世界を滅ぼす話
・悪魔が世界を滅ぼす話
・女神が世界を滅ぼす話
上の三つのうち、「勇者が世界を滅ぼす話」ということでいいのかな?

二点目は、ω、剣聖エリス・リードの血族。
ルシルがωなんだろうけど、この「ω」は人間αの対になる「人間ω」みたいな存在なのかな?
また、「神」、「神追い」「女神」との関わりがなー。
神と女神は言葉どおりの存在なんだろうけど、その存在の所在はどこなのか。
また、神追いがなんなのか。ルシルは女神を喰らうことで力を増しているみたいだけど、どうように神、神追いを喰らってるんだろうな。
王を守る一族であるエリス家が王を守っている限り、ローランド国内では王の命に触れられるものはいない。というのは、フロワードが気がついたとおり、その力はローランド国内でしか発揮できないのだろうな。たぶん、シオンの城にいるときが一番強いのか?
また、どこにも存在しないからどこにでも存在することができるといったルシルの言葉も。
なんで、ルシルがそんな存在になったのか。


今回は、副題からネルファに入ってトアレと現状打破に乗り出すのかと思ったけど、そうならなかったな。
ただ、その始まりの部分かな?
ライナが必死にどうにかしようと考えているのを、シオンみたいだと言ったフェリスの挿絵(P265)は印象的。
フェリスに剣で殴られたときに閃いた方法が気になるけど、それよりも終盤で始まったライナとクラウの対決の行く末が気になる。

いろいろな思惑が交差中(FC2 Blog Ranking)

大伝説の勇者の伝説 1 (1) (富士見ファンタジア文庫 111-35)
大伝説の勇者の伝説 1 (1) (富士見ファンタジア文庫 111-35)鏡 貴也

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ホワイト・オペラ 鋼殻のレギオス 7のレビューらしき紹介 このエントリーをはてなブックマークに追加 ホワイト・オペラ 鋼殻のレギオス 7のレビューらしき紹介

ホワイト・オペラ 鋼殻のレギオス 7

ホワイト・オペラ 鋼殻のレギオス 7。まず、これはいわなくてはいけないだろう。
表紙が素晴らしい。

フェリ可愛いよフェリ。

今回は
・ニーナとレイフォン
・フェリの悩み
・学園都市同士の都市戦。
・ハイアの再戦
・リーリンの到着
が見所なのかな。

一巻からたびたび話に出ていた学園都市同士の都市戦が実施されたこの巻。
でも、その都市戦はなんだかすんなりというか、あまり印象に残ってない。あ、でも、P233の挿絵はイラストに残った。ダルシェナなの猛攻っぷりがとてもね。

都市戦が印象薄いというのも、都市戦よりもレイフォンとハイアの戦いの方が印象的だったから。
元々、再戦に至る経緯はハイアはアルフェイラからの手紙で廃貴族を見つけたことを労われ、報償も用意されること、そして剣が一振りツェルニに送られること――天剣授受者――を知ったことで、自分たちサリンバン教導傭兵団では廃貴族が確保できないと判断されたと考え、更にはレイフォンに傭兵団が負けたと判断されたのではないか?と様々なことを思ったからこそ、都市戦がおこなわれるときにレイフォンとの再戦した。
もちろん、都市戦がおこなわれるのだからそう簡単にレイフォンが応じるわけもないから、フェリの誘拐に踏み切ったわけだけど。

そのフェリを始めとして、レイフォンとニーナなども、少しずつ関係が変わってきた。
レッド・ノクターン―鋼殻のレギオス6[AA]で、ニーナがいなくなって、不安定だったレイフォンがニーナが戻ってきたことで安定したことフェリが考えていること、そしてフェリ自身が自分とレイフォンの関係で悩んでいる様子が可愛すぎる(P199参照)。
もちろん、ニーナとレイフォンの間も変わってるのが見受けられるけど、やっぱりフェリがかわいい。

気になると言えば、ここ数巻でツェルニを目指していたリーリンの動向。
実際は、サヴァリスの動向といっても良いのかな。
彼は彼で、アルフェイラからの命令でリーリンをツェルニに無事に送るというのがあったとは言え、サヴァリスの実力が凄いなと思う。
サヴァリスが話したレイフォン、リンテンスと共に汚染獣との戦いの中で見せた、千人衝と咆剄殺の同時使用。これだけでも、どれだけサヴァリスが凄いのかわかる。
でも、サヴァリスは戦いを楽しんでいる、強さを求めているという異常的なところがあるのかな。
でも、天剣授受者はみんな似たような考え方みたいだけど。その中でレイフォンは違った。天剣授受者というの異端者の中での異端者だったのかな。

これからとしては、ニーナの中で眠っている廃貴族、廃貴族の確保をするであろうサヴァリスがレイフォンを激突することは必至だろう。
そういえば、レッド・ノクターンの記事で、リーリン自体が電子精霊かな?とかいうことを書いたけど、やっぱり違うのね。彼女と共にあるのが、電子精霊の原型で、リーリン自身がそれに気がついていないのか。

リーリンがツェルニに到着したことで、フェリ、ニーナ、それぞれとのレイフォンとの関係の更なる変化が現れるんだろうな。あと、メイシェンにも。
それ以上に、リーリンと共にある電子精霊の原型とニーナの中で眠っている廃貴族が何かを起こすのかな?と期待してる。

フェリかわいいよフェリ(FC2 Blog Ranking)

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ついに始まった第二部。
物語は一部の終了直後から始まる。
第二部に入ってから、なんだか受ける印象がちょっと変わった。
なによりも、

ライナがやる気を出してる!!

これにはビックリ。
あと、シオンは本当に変わってしまったなと。
ネルファへの侵攻と虐殺。
シオンが考える最小の犠牲なんだろうけど……。シオンの考える一番犠牲が少ない道を選択していくというものは、うーん。言ってることはわかる。常に物事を天秤に掛けていくのだから。

それにしても、シオンの中にいる「勇者」?の力はスゴイのな。
前にライナが放った稲光を、シオンが生みだした剣が切ったことで文字通り「無かった」ことになってるんだし。
稲光という魔法自体が、元から世界に存在しなかったことになっている。
ライナもそれに気がついていて、それこそ神だろと思っている。
まあ、反則的な力だよな。
仮にライナが次から次へと魔法を使い、その全ての魔法陣をシオンが生みだした剣で切られたら、魔法自体が存在しなかったことになるのか。
そういえば、「勇者」?って、ローランドの王が代々受け継いでいるみたいな話をルシルがしていたけど、始まりはどうなんだろうな?
ローランドという国の始まりとか。
先代の王は、「勇者」?の力に飲まれて、あのような政治を行っていたみたいだけど……。

フェリスとライナはローランドから脱出することを決めた。
虐殺が進んでいるネルファは、クラウが指揮をしていて、ネルファの内情でいろいろありトアレが一万の兵士を指揮している。
展開としては、クラウとライナが戦場で戦うことがあるんだろうな。
ミラー、ルークはそれぞれでシオンの異常には気がついているみたいだけど、まだ核心へとは近づいていない。
今後は、フェリスとライナがネルファに入るのか?と思った矢先、フロワードだよ。
フロワードの指輪の力、囚われたエリス。ライナに助けを呼ぶフェリス。
ライナの元に現れたキファ。

第二部は笑いはそこそこで、シリアスが滲み出ているなー。
やっぱり、キーワードは
・すべての式を編むもの
・すべての式を解くもの
・α
・ω
・扉
・鍵
となる。
でも、伝説の勇者の伝説の中で言われている伝説そのものの全体像と、そこに隠されてるだろう何かに気がつかないといけないんだろうな。
・勇者
・女神
・魔眼
このあたりもまだまだわからないし。
あと、勇者の遺物もね。

人物や国を考えると、
・リューラ・リュートール
・ガスターク
あたりがやっぱり鍵だね。

シオンとルシルがいう、ライナを生け贄にしないといけないこともまだあんまりわかってないな。

私はやっぱり、伝勇伝は長編の方がスキだな。

さて、このあとどうなる!?(FC2 Blog Ranking)

常識力のホールドアップ (富士見ファンタジア文庫 111-34 とりあえず伝説の勇者の伝説 11)
常識力のホールドアップ (富士見ファンタジア文庫 111-34 とりあえず伝説の勇者の伝説 11)鏡 貴也

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銀月のソルトレージュ 3 (3) (富士見ファンタジア文庫 147-4)

本当に、1巻2巻が序章だったんだなとわかった。
この3巻からは、リュカがいなくなったあと、ジネットとアリスの物語。

エルモント邸で料理をしているジネットは、ライアー・パージェリーがいうようにちょっとイメージと違う。
テキパキと料理をこなしていくというのは、作内で言われているように不死者がまともな料理を食べようとすれば、自ら料理を覚えていくしかないわけで。

それはそれとして、不死者レオネルがいなくなったことで、戦争が起ころうとしていた。
レオネルが、ペルセリオ王国――王城(パレス)にいたことが、他国に対して抑止力であった。
だが、彼は死んだ。
それを機にして戦争を起こそうとしているのが、「古木の庭」という不死者の集団。

「古木の庭」のサリムから、これから起こることに関わらないで欲しいと忠告をされるジネット。
だが、アリスの知り合いであるフロリアンが狙われるを助けたことで、「古木の庭」が起こそうとしていることに関わってしまう。
また、アリスに魔法などのことを教えることになる。

アリスはアリスで、リュカがアリスをどう思っていたのかというのを知っていた。これは意外といえば意外だが、なんだか当然のようにも思えた。

ジネットはリュカとの関わりで、自己が変わったことを自覚。
それにしても、ホントにジネットはかなり強い不死者だったんなと、「古木の庭」との一件で感じた。

この巻の最後を読んで思ったのは、リュカがフィオルの騎士となってジネットの前に現れる可能性。
うーん、そうなった場合、ジネットはフィオルとひとつめの嘘をどうするのだろうかな。

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