大伝説の勇者の伝説 1 行き先未定の大逃亡のレビューらしき紹介 このエントリーをはてなブックマークに追加 大伝説の勇者の伝説 1 行き先未定の大逃亡のレビューらしき紹介


ついに始まった第二部。
物語は一部の終了直後から始まる。
第二部に入ってから、なんだか受ける印象がちょっと変わった。
なによりも、

ライナがやる気を出してる!!

これにはビックリ。
あと、シオンは本当に変わってしまったなと。
ネルファへの侵攻と虐殺。
シオンが考える最小の犠牲なんだろうけど……。シオンの考える一番犠牲が少ない道を選択していくというものは、うーん。言ってることはわかる。常に物事を天秤に掛けていくのだから。

それにしても、シオンの中にいる「勇者」?の力はスゴイのな。
前にライナが放った稲光を、シオンが生みだした剣が切ったことで文字通り「無かった」ことになってるんだし。
稲光という魔法自体が、元から世界に存在しなかったことになっている。
ライナもそれに気がついていて、それこそ神だろと思っている。
まあ、反則的な力だよな。
仮にライナが次から次へと魔法を使い、その全ての魔法陣をシオンが生みだした剣で切られたら、魔法自体が存在しなかったことになるのか。
そういえば、「勇者」?って、ローランドの王が代々受け継いでいるみたいな話をルシルがしていたけど、始まりはどうなんだろうな?
ローランドという国の始まりとか。
先代の王は、「勇者」?の力に飲まれて、あのような政治を行っていたみたいだけど……。

フェリスとライナはローランドから脱出することを決めた。
虐殺が進んでいるネルファは、クラウが指揮をしていて、ネルファの内情でいろいろありトアレが一万の兵士を指揮している。
展開としては、クラウとライナが戦場で戦うことがあるんだろうな。
ミラー、ルークはそれぞれでシオンの異常には気がついているみたいだけど、まだ核心へとは近づいていない。
今後は、フェリスとライナがネルファに入るのか?と思った矢先、フロワードだよ。
フロワードの指輪の力、囚われたエリス。ライナに助けを呼ぶフェリス。
ライナの元に現れたキファ。

第二部は笑いはそこそこで、シリアスが滲み出ているなー。
やっぱり、キーワードは
・すべての式を編むもの
・すべての式を解くもの
・α
・ω
・扉
・鍵
となる。
でも、伝説の勇者の伝説の中で言われている伝説そのものの全体像と、そこに隠されてるだろう何かに気がつかないといけないんだろうな。
・勇者
・女神
・魔眼
このあたりもまだまだわからないし。
あと、勇者の遺物もね。

人物や国を考えると、
・リューラ・リュートール
・ガスターク
あたりがやっぱり鍵だね。

シオンとルシルがいう、ライナを生け贄にしないといけないこともまだあんまりわかってないな。

私はやっぱり、伝勇伝は長編の方がスキだな。

さて、このあとどうなる!?(FC2 Blog Ranking)

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