堕ちた黒い勇者の伝説 1 真伝勇伝・革命編 このエントリーをはてなブックマークに追加 堕ちた黒い勇者の伝説 1 真伝勇伝・革命編

堕ちた黒い勇者の伝説 1 真伝勇伝・革命編 (1) (富士見ファンタジア文庫 111-37)
堕ちた黒い勇者の伝説 1 真伝勇伝・革命編。書き下ろしと短篇が収録されている。
書き下ろしの方は、シオンが王になるまでのことが描かれていくみたい。

今回は、伝説の勇者の伝説1巻でのエスタブールの魔法騎士団をライナが倒したあとのシオンの話。
国を革命するために動いていたのは、シオンだけじゃなくてラッヘル・ミラーも動いてた。
ラッヘルのもとにはクラウはいるし、カルネもいる。その他、多くの兵もいる。
なんというか、シオンはラッヘルのシナリオに途中まで従っていたけど、そこから外れようとしていくから、シオンとラッヘルの二人のシナリオのぶつかりあい。

ここからどうやって、シオンがラッヘルのシナリオを破り捨てて自ら王になり、クラウやカネルを仲間にしていくのかと言うのも気になる。
また、あの「勇者」の力を手に入れるのかというのも。

また、第二章はクラウの昔の話。
幼いころからクラウはかなり頭が切れたんだなと言う印象と、一体どんな目的で作られたのかというのも。
というか、まさかクラウが実験体として作られたとは思ってなかった。
「エーミレル私設兵団」で出会った、レイ・スタッカート、そしてルーク・スタッカート。レイとルークは姉弟じゃないにしてもなんだろうかな?
いろいろと気になるところ。

短篇
ブーちゃん。すごかったのね。
忘却欠片でもすごいものだったけど、持ち主がアホでよかった。

あとはマジメなライナが…。
シオンでもライナがマジメになるとさすがにやりすぎた!と思うみたいだし。でも、マジメにフェリスに迫るライナと、困った様子のフェリスが面白かった。特に後者は可愛かった。