狂った世界を変えるために狂った力を 堕ちた黒い勇者の伝説3 このエントリーをはてなブックマークに追加 狂った世界を変えるために狂った力を 堕ちた黒い勇者の伝説3

真伝勇伝・革命編  堕ちた黒い勇者の伝説3 (富士見ファンタジア文庫)

伝説の勇者の伝説における空白の二年間に関するストーリー、短編が収録されているこのシリーズ。

空白の二年間に関しては、ルシルとシオンが、どうして協力関係になったのか、
なんでシオンが『堕ちて狂った勇者』の力を手に入れたのか、シオンが王になるまで何があったのか。
シオンは、苦痛と絶望が永遠に続くことをしりながら、力を欲した。
それにいたる彼の経緯を考えると、やっぱりライナと目指すところは同じ所は同じ。
シオンが動くの先だったか、ライナが動くのが先だったのか、それだけの違い。

伝勇伝の物語の本質には、シオンが、いやルシルが先にいた。
アスルード・ローランド、『女神』、α、Ω。
それらをルシルが知っていたんだし......。
いきなり、ある程度の解答を知っている人物がシオンの近くにいたんだから、
それはズルイよなー(ぇ

短編の方は、すぴりっと・おぶ・わんだー がギャグですね。
フェリスに犬の霊がとりついて、
・ライナの唇をフェリスが舐めようとする。
・ライナがフェリスの首に縄をつける
・フェリスが乙女の......

フェリスに犬の霊が憑いてることを知らないと、もうライナがただの変態ですね。
いつも、フェリスから変態、変態、言われてるけど、今回はホントに変態に見えますね。
あのフェリスで犬プレイ...。