2007年51号サンデー掲載分の「イフリート~断罪の炎人~」の感想ネタバレ含みます。
姫子を守ることを決めたユウは、能力を使って戦う。元々、能力を使えばそれほど苦戦する相手ではないわけで。
ユウの装備を使えば、なおのこと簡単みたいだけど、そうはしない。
人の命を弄んで得た力によう連中を楽に死なせる気はない。だが、あと一歩というところで別行動していたヤツにニナミが捕まった。だから、ユウは攻撃をやめる。
そして、乱入者が。
それは、アカツキの警備ロボトライヘッドAX-Ⅲ
この事態に気がついたわけではない。トライヘッドを操っているのは、姫子。
姫子はトライヘッドで、自分を狙ったヤツらを殺そうとするがユウがそれを止める。
姫子が誰かを殺したら、それはもう戻れなくなる。
だから、止めた。
ユウとニナミは姫子が、咎人会の光の姫君だとは知らないわけで。
姫子は自分を狙ってる連中が襲ってくることはわかっていてから、わざと家出をした。そいつらが1000人以上子供を攫って殺していることを調べてしったが、咎人会が動かなかったから。
あくまで依頼があった場合ではない限り、殺しをおこなわないのが咎人会だから。
自分で手を下そうと思っていたが
そういうことは自分たちの役目だと姫子を優しく抱きしめる。
撤収した連中の後始末は、姫子の迎えにきた銀龍がきっとつけたのだろう。
今回の出会いで、お互いが咎人会に関わりのある者同士とは気がついていないけど、今後に繋がるはず。
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週刊少年サンデー52号(360度の方針転換~漫画感想考察ブログ)
2007年50号サンデー掲載分の「イフリート~断罪の炎人~」の感想ネタバレ含みます。
姫子を守るために、戦うことを決めたニナミとユウ。
咎人会の依頼ではないので、殺すことはしない。
武器は持っている。以前の研究所で入手したものがある。
それを源三郎の知人に調査を頼むことが、ニナミとユウが都心に来た理由。
ユウとニナミは、光の姫君=姫子を狙っている連中との戦闘開始。
アトラクションの水を凍らせて、足止めしているところをユウが不意を突いて撃退していく。
戦闘シーンが多いのでいろいろと書きにくいが……。
姫子を狙う連中の組織が得意としてきたことは人体の強化。
で、姫子を狙う理由はある組織が力を増したせいで、彼らの組織が弱体化したために元の力を取り戻すため。
この「ある組織」というのは、神貫の組織のことなのか?
でも、そうなると、それだけ力を増し始めた組織を咎人会が知らないとは思えない。
いや、咎人会のことか? でも、それは考えにくいか。
姫子を手に入れることで、弱体化した組織が力を取り戻せる理由は姫子に秘密がある。
彼女は、脳の半分以上を機械化された造られた天才。
IQ400を超え、あらゆる電子機械を支配下に置くことが出来るらしい。
なるほどね。
あらゆる電子機械を支配下に置くことが出来るということは、あらゆるデータを瞬時に手に入れて解析できるのか。
だから、前に支部長が最終判断を仰いだときにすぐに答えが出たのか。(コミックス二巻収録第12話咎人の掟-4を参照)
姫子を利用するだけして、その後に研究用に解体すると聞いたことでユウは、咎人会の依頼とは関係なく、自分自身の意志で、姫子を守ることを決める。
姫子が脳を改造されたとすると、改造したのは誰だ?
咎人会?
うーん。
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イフリート:サンデー感想 45話「出会い(3)」(イフリート回顧録)
週刊少年サンデー50号(360度の方針転換~漫画感想考察ブログ)
2007年49号サンデー掲載分の「イフリート~断罪の炎人~」の感想ネタバレ含みます。
源三郎は咎人会の本部で、ねーちゃん待ち。あ、そう言えばあのねーちゃん、銀龍って名前らしい。なんだか、中国系っぽいような。というか、本名か?
どうせ、儀面のような気がする。
銀龍さんが戻ってこないのは、光の姫君がいなくなったため。
やっぱり、あの姫子が光の姫君なのかな。
光の姫君の能力もスゴイみたいだけど、それとともに咎人会本部の警備システムを組み上げたというのも凄いな。
銀龍さんのセクションの役割は、光の姫君の保護と管理。
咎人会の中核である光の姫君に万が一のことがあったとしたら、それこそ彼らの存在価値をなくすのだろうな。
件の姫子は、ユウとニナミと遊園地へ。
遊園地の中で、姫子が今日を示したのはUFOキャッチャー、景品のぬいぐるみ。
目的のマンボウのぬいぐるみを取ろうとチャレンジ。
だけど、取れない。
もう一度チャレンジかと思ったけど、姫子はアームの力じゃ取れないと結論づけてやめる。
ニナミがチャレンジすると、タグにアームが引っかかり、取れた……。ニナミが取れたぬいぐるみを姫子にあげようとするけど、近くの子供がお母さんからぬいぐるみを貰う光景をみて、姫子はぬいぐるみを貰うことを拒む。
今度は、クイズのアトラクション。
正解率100%で高級ペア時計が貰えるという。
ニナミはわからないみたいだけど、姫子は、
連続正解。
まあ、本部の警備システムを組み上げたのだから、かなり頭いいんだろうな。
それにしても、ニナミのクイズの画面に、ロマンスカーについての問題が出ているのは、作者の吉田正紀さんの趣味だね。コミックスでも、ロマンスカーに触れたし。
姫子は手に入れた高級ペア時計と、ニナミが取ったマンボウを交換しろという。
ニナミは、そんなことしなくても、あげるというけど、それに怒る姫子。自分の周りの人間は機嫌を伺って、欲しい物を持ってくる。
そうじゃなくて、自分の欲しいものは自分で手に入れたい!
ニナミは姫子がいうようなことじゃなくて、友達がほしがっている物を自分がたまたま持っていた。その子が手に入れるために頑張ってるからあげたくなった。
結果、姫子はマンボウを受け取って、お礼に高級ペア時計をあげる。
そして、突然の停電。
姫子を――光の姫君を奪取しにきた人間達が動き出した。姫子は、そのことをわかっていたみたい。ユウとニナミは、姫子を護ることを決める。
さて、姫子を狙っている連中と、神貫の組織は関係があるのかな?
もし関係ないとしたら、結構ややこしいな。
咎人会と敵対する組織、ユウとニナミを改造した組織。
これらが絡み合って来るとなると面白そう。
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週刊少年サンデー49号(360度の方針転換~漫画感想考察ブログ)
【大教典】週刊少年サンデー49号(11/8)(ラブ教総本山 - livedoor Blog(ブログ))
一日遅れでサンデー・マガジン(★ 本と本屋と猫まんま ★)
2007年48号サンデー掲載分の「イフリート~断罪の炎人~」の感想ネタバレ含みます。
都内に出てきたユウとニナミ。
ニナミの記憶にうっすらと残っている都内の100倍は人がいるらしい。
その記憶は、いつのものですか?
組織に改造される前か、あとか。
ポイ捨てしたタバコを巡って、不良グループと少女がもめているようで。
少女の要求は、土下座しての謝罪。
もちろん、それに応じるわけはなく。
ついに見ていられなくなったニナミが、
ニナミちゃんクロ~ス(改)で乱入。
ユウも土下座はやりすぎだろけど、少女に謝るべきだと主張。
そんなことで、不良グループがおさまるわけもないので、ユウに殴りかかるけど、返り討ちに。
少女が、「ちょい地獄を見せてやる!」とやっぱり、諦めてない様子。
すると、街頭テレビに不良グループが緊急指名手配と映像が配信される。
しかも、報奨金500万。
もちろん、偽のニュースなのだけど。
ユウの強さを認めた少女は、ボディーガードと一日付き合えとユウに言う。
その頃、源三郎は咎人会の本部へ。
以前の、フェリクス・メンデルスという男のことで話を聞きたいから、呼び出された。
咎人会が、フェリクス・メンデルスとその背後にいるだろう組織に興味示したのかも知れない。
データが多い方が、光の姫君が分析しやすいかららしい。
それにしても場所を知らせないためとは言え、密閉されたトラックで何時間も走り回されたら疲れるわな。
で、ユウとニナミは少女と遊びに行くにもお金がないと悩んでる。
少女がATMから50万降ろしてきた。
どれだけ、お金あるんだよ。
で、少女の名前は
姫子。
姫子って……光の姫君でしょ?
そして、その姫子を狙っている人間がいる。
それは次回以降かな。
光の姫君だとしても、咎人会は姫子を一人で出歩かせてるのか?
でも、今回の話を見てるとなんだか彼女一人でも大丈夫そうだ。
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イフリート:鬼気迫る~サンデー43話「出会い(1)」感想(イフリート回顧録)
週刊少年サンデー48号(360度の方針転換~漫画感想考察ブログ)
2007年47号サンデー掲載分の「イフリート~断罪の炎人~」の感想ネタバレ含みます。
殺人犯に捕まったニナミは、どうにか状況を打破しようと自分から殺すようにいうが、殺人犯はそれに応じない。
シェフのこだわりというか、調理する(=殺す)順番が重要らしい。
目論見通りいかなかったことで、ニナミが身体を張って隙を作って、その間に逃げるようにリカちゃんにいう。
このあとの、類は友を呼ぶって事かしらね。というセリフが何とも……。
ニナミからしたら、少しだけでも普通の女の子をしたかっただけなのに。
突撃したニナミはそのまま男を押さえつけて、体温を下げれば倒せると思うが、それも上手くいかない。
そこにユウが登場。
持っている剣は前の施設で発見した装備。
それにしても、やっぱり研究施設のあとからいろいろと戦略に幅が出たな。
ユウの新しい服も性能が向上していて、放熱量の調整しやすくなっている。
ニナミに剣の温度を下げさせて、殺人犯を燃やさないようにする。
それが今回の依頼の殺し方なのかな?
ただ、今回依頼をニナミの友達の前で行ってるんだよな。
それが心配だなと思ったら、事後処理は支部長がやることに。
ああ、そういえば支部長は目撃者の記憶操作できるんだっけ。
ということで、ニナミの友達は、目撃した事を全て忘れて、お店にも行ってないことに。
そして、もう一度ニナミと食事会を。
きっと源三郎もそのぐらいまで考えていたのかな。
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2007年46号サンデー掲載分の「イフリート~断罪の炎人~」の感想ネタバレ含みます。
ニナミが普通の服を着てるのに驚いた。
いや、普通の作品なら普通なんだけど、ニナミの場合は彼女の体質上普通の服を着れない。
冷気でボロボロにしてしまうのですよ。
その普通の服装で訪れたのは、街外れのレストラン。
なんでこんなことになったのかというと、ニナミがラーメン屋の店員に商店街の女の子同士の食事会に誘われたから。
ニナミが普通の服を着れる理由は、ちょっと遡ると、
この前手に入れた新型の服の性能が良いので、普通の服を上から着れると言うこと。
ニナミのベッドにかかる電気代だけでも相当な額だから、源三郎に却下されたけど駄々をこねるニナミの様子に見かねたのか、源三郎が服を何着か買って良いと許可を出した。
まあ、たまには女の子をやらせてもいいだろうという源三郎の計らいだからいいのではないかな。
ニナミは一緒に食事に来ている女性からユウとの関係を聞かれる。
私とユウくんは恋人とか……そんなものじゃないわ……。
お互い無しでは生きていけない関係……
嘘は言ってない!
源三郎の元に咎人会からの電話が来る。
内容はもちろん依頼。
支部長からの依頼を聞いた源三郎が、顔色を変えて詳細を聞く。
そのころ、ニナミ達は眠気に襲われる。
源三郎はユウを連れてニナミがいる店へ。
支部長から依頼があったことの関わる人間が、ニナミがいる店のシェフなんです。
そのシェフに殺される危険性もあるけど、ニナミの体温が下がりすぎて他の人が死んでしまう可能性もある。
ニナミも普通の女の子したいよね(FC2 Blog Ranking)
レミーのおいしいレストラン | |
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2007年45号サンデー掲載分の「イフリート~断罪の炎人~」の感想ネタバレ含みます。
炎に包まれた仲間に驚いていると、神貫の声が部屋に響く。
彼の話によれば、ユウたちは彼自身が来ている服の耐久性を調べる実験台。
もちろん「神貫」というのは本名ではない。そして、顔も違うらしい。……顔まで違う?
彼が、所属している組織では「スコルピオ」というコードネーム。
過去にいくつかの傭兵団などで、同じようなことをしていたらしい。
つまり、いくつもの実験台を得て繰り返し同じようなことをしてきているということか。
神貫の話を聞いて、感情を高ぶらせた仲間。
当然、感情高ぶらせるだけで体温が上昇していく。
次々と、仲間が燃え上がっていく中、ユウは神貫へと行く。だが、二人を分かつのは分厚い防護ガラス。
人の身体を感情に応じて体温を上昇させる技術自体は、未完成なのにも拘わらずユウはその身体を発火させない。
研究者達はユウを成功例として興味を示す。
処理班が来るまでの間を、神貫がユウの相手をすることに。
対面した神貫は、自分の目的のために、名を変え姿を変え、優秀な戦士を集めたいたことを告げる。
結局、神貫の目的は人間同士の争いをなくすことなんだろうか。
そうなると、彼がいる組織も似たようなことを目的としているのか。
もしくは、スコルピオとして神貫自身がかなりの地位にいるのかということだ。
手に入れた力で神貫に立ち向かう。
だが、ユウ自身も気付かない間に神貫からの攻撃を受けていた。
その時の傷が、今も顔に残っている傷。その後は、凍らせられて施設に運ばれて、ニナミと源三郎と出会うまで何度も実験の様子を目撃する。
やっと回想が終わり、源三郎は神貫が偽名や姿を変えているなら探し出すのが不可能かもしれないと。
また、咎人会がユウとニナミを改造した組織なのではないかと?とユウが疑っていることも指摘する。
というか、読者も結構疑ってるんじゃないかな?
源三郎は、もしも咎人会がユウとニナミを改造した組織であるなら、咎人会をやめて咎人会をぶっ潰す覚悟あるらしい。
神貫の所在はわからなくても、裏の世界にいる限りいつか出会う事があるだろうと。
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★ 本と本屋と猫まんま ★
360度の方針転換
2007年44号サンデー掲載分の「イフリート~断罪の炎人~」の感想ネタバレ含みます。
前回、神貫に助けられたユウ。
神貫が握っている刃物からしたたり落ちる血を見るや、気を失う。
次にユウが目を醒ますと、そこは神貫が団長を務めている傭兵団のキャンプ。
ユウの身体検査をした神貫からユウの本名が明かされる。
岩刀ユウ
それが、ユウの本名。
あ、ちゃんと名字あったんだ。
なんだか、ないような雰囲気もあったので。
てことはニナミにもちゃんと名字があるのかな?
神貫たち傭兵団は、暫定政府に雇われているらしい。
彼から提示された情報は二つ。
・ユウ以外の生存者がいない。
・戦闘地域の拡大に伴い国連軍がユウを確保するのは一ヶ月近く先になるということ
ユウを国連軍が確保するまでの間、傭兵団で雑用をすることになった。
それからは、雑用をしながら神貫たちの様子を見たり、なぜ神貫の元に強い傭兵が集まっているのかを知る。
ユウを国連軍に引き渡すことを知らされた日、神貫はユウに自分の目的を打ち明ける。
オレはこの手で……
人間同士が争うことのない平和な世界を造りたいんだ
一見すると聞こえはいいけど、つまり人間以外と人間の争いは存在する。
それが、ユウやニナミみたいな改造された人間と人間戦いなのか。
もう一つは、ユウやニナミみたいな改造人間を敵としておくことで、人間同士を一致団結させることなのか。
どちらにせよ、人間以外の存在が必要な話か。
ユウを国連軍に引き渡す当日。
傭兵団の仲間に車で送ってもらっていたユウが、キャンプから煙が上がっているのに気がつく。
ゲリラの攻撃かと思って戻ると、イヤと言うほどの静けさ。
車から降りると、身体が動かないまま気を失う。
そして、意識を取り戻すと髪の色が変わり、妙な格好をさせられていた。
傭兵団の仲間の一人が炎に包まれる。
そう、意識を失った僅かな間にユウ達の身体は、炎の魔神へと改造された。
私は炎の魔神への改造だから、それこそ大がかりな手術でもするのかと思っていたけど、そうでもないのかな?
なにかクスリでも打たれてたぐらいなのか?
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360度の方針転換
★ 本と本屋と猫まんま ★
イフリート回顧録
2007年43号サンデー掲載分の「イフリート~断罪の炎人~」の感想ネタバレ含みます。
前回の研究施設で、ユウの服だけじゃなくニナミの服も見つかったらしい。
しかも、サイズがピッタリ。
……ニナミ系列のタイプって、実際ニナミぐらいしか開発されていないとか?
で、先週のことでニナミを守ることを決めたユウと、ニナミの間に流れる甘い雰囲気。
実際、ユウはニナミの火傷の跡を気にしているわけで。
ニナミがいつもの調子で、
ま、もしも消せない痕とか残っても……ユウくんに責任取ってもらうだけだし~~!!
というけど、ユウは生真面目だから真面目に返す。
まあ、確かに治療費の負担をするにも、経済的に自立していないユウにはムリだけどさー。そこはそういう対応の仕方じゃないよ。
そして、源三郎がユウの昔話。つまり、ユウの体を改造した男の話へ。
時間は遡る。三年前へ。
…………誰?!
三年前のユウです。
高校を卒業して間もないユウは、両親に付き合って大学を休学して海外に行くことにした。
なりゆきで生きてきた自分を変えるために、自分が何をしたいのか、何が出来るのかを知りたいからこその決断。
物憂げな表情で、女子からは人気だったと?
……でも、ユウ本人そういうのに疎いだろうから、気がついてないということで。
ユウが両親と共にいく国は、治安が悪いらしいということ。
飛びだった飛行機の中で、すべてがうまくいくと思っていた。
だけど、ユウと両親が乗った飛行機が着陸した空港で、民間機が攻撃される。
そして、炎上する機体からユウが一人外に出る。
そこには、機体を攻撃したであろう人がいて、ユウを見るなり銃口を向けた。
トリガーが引かれるよりもさきに、次々と周りの男達が倒れていく。
男達を攻撃した男、
それが神貫。
ユウの体を改造した組織に、手引きをした男。
ここから、すぐに体を改造されたというわけではないのかな?
たぶん、しばらく神貫にユウがくっついて行動したのかな?
ここからすぐにはないだろうし。
とりあえず、ユウが死にかけてからか……。
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360度の方針転換
★ 本と本屋と猫まんま ★
2007年42号サンデー掲載分の「イフリート~断罪の炎人~」の感想ネタバレ含みます。
新たな武器と服を手に入れて、戻ってきたユウ。
男との再戦が始まる。
手に入れた武器は、ユウの体質を利用したブースターの役目をするようだ。
使いようによっては、その熱で上手く敵を攻撃できるのか?
でも、まだ、その使い方はどうかなー。
結局、ブースターだから後方に噴射するわけだし。
ブースターで加速した攻撃でも、直線的であったため見切られてしまう。
ユウが倒れ込んできたところに、ニナミが駆け寄ってくる。
ニナミの姿を見て、更に怒りを増幅させ体温を上昇させるユウ。
高まったユウの感情が、体温を上昇させた結果男に一撃を加えることができた。
相手よりも、高温になれば相手を倒すことが出来る。
だけど、それってユウの身体が崩壊する寸前ぐらいまでいくんじゃないかな。
ユウの体温を上昇させているのは、怒りだけではない。
ニナミを守り抜くという想いだ。
そして、男を説得することができず倒すことしかできない自分自身への怒り。
高温になったユウの身体が崩れる寸前であることを知っているニナミが、ユウに抱きつく。
だが、充分に体温が下がりきっていないニナミではユウを冷やすどころか、自身も熱に晒されることになる。
男は、上がりきった体温を下げる術がなく、床を溶かし、身体を崩しながら落下していった。
彼がいなくなってから、名前が発覚。
フェリクス・メンデルズ。
……えー、今更かよ。記事を書くときに、男――フェリクス・メンデルズを書くのが怠かったのに……。
戦いの後、ユウは自分が知っている謎の男に関することを話すことを決める。
次回から、ユウの過去の話がわかりそう。
結局、ユウもなんらかの形で傭兵みたいなことをしていたんだろうけど。
それがなんのためか、どんな組織雇われたのかというのが気になるところか。
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360度の方針転換
★ 本と本屋と猫まんま ★