2007年44号サンデー掲載分の「イフリート~断罪の炎人~」の感想ネタバレ含みます。
前回、神貫に助けられたユウ。
神貫が握っている刃物からしたたり落ちる血を見るや、気を失う。
次にユウが目を醒ますと、そこは神貫が団長を務めている傭兵団のキャンプ。
ユウの身体検査をした神貫からユウの本名が明かされる。
岩刀ユウ
それが、ユウの本名。
あ、ちゃんと名字あったんだ。
なんだか、ないような雰囲気もあったので。
てことはニナミにもちゃんと名字があるのかな?
神貫たち傭兵団は、暫定政府に雇われているらしい。
彼から提示された情報は二つ。
・ユウ以外の生存者がいない。
・戦闘地域の拡大に伴い国連軍がユウを確保するのは一ヶ月近く先になるということ
ユウを国連軍が確保するまでの間、傭兵団で雑用をすることになった。
それからは、雑用をしながら神貫たちの様子を見たり、なぜ神貫の元に強い傭兵が集まっているのかを知る。
ユウを国連軍に引き渡すことを知らされた日、神貫はユウに自分の目的を打ち明ける。
オレはこの手で……
人間同士が争うことのない平和な世界を造りたいんだ
一見すると聞こえはいいけど、つまり人間以外と人間の争いは存在する。
それが、ユウやニナミみたいな改造された人間と人間戦いなのか。
もう一つは、ユウやニナミみたいな改造人間を敵としておくことで、人間同士を一致団結させることなのか。
どちらにせよ、人間以外の存在が必要な話か。
ユウを国連軍に引き渡す当日。
傭兵団の仲間に車で送ってもらっていたユウが、キャンプから煙が上がっているのに気がつく。
ゲリラの攻撃かと思って戻ると、イヤと言うほどの静けさ。
車から降りると、身体が動かないまま気を失う。
そして、意識を取り戻すと髪の色が変わり、妙な格好をさせられていた。
傭兵団の仲間の一人が炎に包まれる。
そう、意識を失った僅かな間にユウ達の身体は、炎の魔神へと改造された。
私は炎の魔神への改造だから、それこそ大がかりな手術でもするのかと思っていたけど、そうでもないのかな?
なにかクスリでも打たれてたぐらいなのか?
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