2007年12月27日
2008年04・05合併号サンデー掲載分の「イフリート~断罪の炎人~」の感想ネタバレ含みます。
光の姫君こと姫子は、咎人会のこと以外にも回線を0.27%使って源三郎の手下のことを調べようとしていたらしい。
自分が指名した源三郎とその手下の戦力を把握しておきたかったと捉えるのが素直か。
戸叶たちは取引相手に臓器と、のぞみを売る。
交渉が成立したところで取引相手の組織が、金を出そうとするとトラックが爆発。
中から現れたのは、炎に身を包んだユウ。
その表情には、怒りが伺える。
別の所では、源三郎と支部長が話している。
源三郎がいうように今回の依頼は落札したというよりは指名されたもの。
タイミングの良さなどから、咎人会が依頼を受けるために助けられる命を見殺しにしているのではないかという疑問が源三郎の中に生まれる。
逃げてきた戸叶を待っていたのは、斧を持ち冷たい視線で向けているニナミ。
ニナミが振り翳した斧が水道管を打ち破り、水が吹き出る。水が出ただけだと安心する何も知らない戸叶。
けど、そのただの水を凍らせて戸叶を貫く槍とする。
結局、救う会自体が悪事を働いていたわけじゃなくて、戸叶とその手下一人の計二人が原因だった。なので、今まで集めたお金は真っ当な使われ方をする。
事前に事件を防ぐことはできなくても、悪党が次の悲劇を起こさないようにする。それだけしかできない。
源三郎が咎人会に持った疑問を受けて思うのは、戸叶たちも命に群がる蟻だったけど、見方を変えればユウとニナミたちがいる咎人会も命に群がる蟻なんだよなということ。
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