とある科学の超電磁砲第43話「交渉」 2011年電撃大王10月号掲載分
やっととある科学の超電磁砲 新章突入。
大覇星祭のイベントを考えてる運営委員。
どうやら、学園都市だけじゃなくて全世界に配信されるデモンストレーションに
超能力者を参加させたいらしい。
今回は、タイトルの通り、各超能力者との交渉の話。
一方通行はそもそも交渉にもならない。
ラストオーダーのお守りで忙しい。
まあ、一方通行に接触したエージェントにも問題があったが。
次、運営委員会にとっての安牌である御坂美琴。
けど、常磐学園のお偉いさんに断られた。
美琴がマスコミなどに露出すると、普段の自販機を蹴ったりしてる姿が目撃されてしまうので......。
......まあ、美琴は周りのイメージに比べれば、かなり破天荒だからしかたないか。
とある科学の超電磁砲第40「派閥1」 2011年電撃大王6月号掲載分
今回から新章突入。
新章突入と言うことで、婚后光子が登場。
前の中学校のレベルが低かったから、常盤台中学に転入することになった。
常盤台の寮に向かうために、バスに乗り込んだけど、
......目的の寮とは違う方向に。
婚后光子は完全にお嬢様だから、世間知らずもいいところ。
美琴の方は海原とエンカウントしていた。
ここのところ三日連続のエンカウント。
まあ、海原は美琴に好意を抱いてるからな。
でも美琴は海原から逃げることを考えてた。
そうしたら、本来行くべき寮へ向かって、道に迷ってる婚后光子を見つけた。
常盤台の制服を着てるから声をかけて、友達のふりをしてと頼んだ。
それでも海原はついてこようとするから、学舎の園へいく!という。
常盤台中学は男子禁制なので、海原はさすがに退散。
とある科学の超電磁砲第39話「八月二十二日」 2011年電撃大王4月号掲載分
一方通行とのバトルが終了したあと当麻は入院。
様子を見に来た美琴は、お見舞いにクッキーを持ってきた。
当麻は既製品よりも、美琴の手作りクッキーの方が良かった。
当麻がいうように、不器用キャラが不器用なりに作ってきたクッキーというのは、
非常に素敵ですよね。
御坂妹の実験は中止された。
やはり学園都市第一位が無能力者に負けたというところが大きかったのだろう。
美琴にとっては、自分がDNAマップを提供したことによって、たくさんの生命が失われたことを気にしている。
しかし、当麻からすれば、DNAマップの提供がなければ、ミサカたちは生まれることができなくて、
彼女たちが生まれて来たことは誇っていいこと。
美琴にはその発想がなかっただろうな。
とある科学の超電磁砲第36話「八月二十一日6」 2011年電撃大王2月号掲載分
一方通行は学園都市の空気を操ってプラズマを創り出した。
次の段階への力を手に入れた一方通行は、空間全てを支配する感覚を得ていた。
自分よりも強い相手と戦うことで、自分は強くなれる。
確かにこのまま一方通行が力を得れば、「絶対能力」へとシフトしていただろうな。
でも、一方通行が創り出したプラズマの形が歪んだ。
一方で、美琴はどうにかミサカを逃がそうと考えていた。
でも、それの考えはミサカも同じだった。
お互いが一方通行の隙を作って、「美琴/ミサカ」を逃がそうとしていた。
そこは姉妹というか、同じDNAというところかな。
倒れている当麻は、一方通行との戦い前の美琴とのやり取りを思い出していた。
美琴が死ねば全てが終わると彼女が考えいたこと、そんな彼女から「助けて」と言われたことを。
一方通行はプラズマに生まれた異変の正体を考えていた。
自然の風ではなく、人工的な風であること、学園都市の風車が逆回転していることに気がついた。
風車を逆回転させているのが『妹達』であること、また美琴と一緒にいるミサカが邪魔をしてること気付く。
そうなれば、当然原因の排除だけど、それを美琴が阻む。
とある科学の超電磁砲第36話「八月二十一日5」 2011年電撃大王1月号掲載分
当麻と一方通行のバトルをみていた美琴は、当麻が『最強』を押してることに驚いていた。
なんの関係もない自分のために、逃げ出してもいいのに、
なのに美琴との約束を守るために、当麻が戦っている
『妹達』も生きている。
『妹達』を人形のように扱ってきた。
それは絶対能力進化の実験の中で、
一方通行が相手にするのは2万体の薬品とタンパク質で人形だと
研究者から言われた。
とある科学の超電磁砲第36話「八月二十一日4」 2010年電撃大王12月号掲載分
実験中だった一方通行から、傷だらけのミサカを取り戻す。
「作り物の体に、借り物の心。単価にして18万円、在庫にして9968体も余りある」
そんなミサカを助ける意味が、彼女にはわからない。
ボタン一つで自分なんて生産されるのに。
作り物の体、借り物の心、ボタン一つで造れる。
そんな小さな事情は当麻に関係ない。
世界でただ一人のミサカを助けにきた。
とある科学の超電磁砲第33話「八月二十一日2」 2010年電撃大王10月号掲載分
「樹形図の設計者」を壊してしまえば、今後の実験継続が不可能だと思っていた。
でも、「樹形図の設計者」既に破壊されていた。
美琴は敵対勢力か、デブリによる事故かと思っているけど、
それがまさかインデックスのせい(魔術のせい)とは思いも寄らないだろう。
最後の一手、逆転できるかもしれないきっかけを失った。
美琴がもう、ヤンデレのように目がやばい。
まだ稼働してる施設がある。
だから、美琴は全部を潰すことにした。
『これまで』も『これから』も全部潰してしまえば、実験は続けられない。
いつか、実験は頓挫する。
とある科学の超電磁砲第33話「八月二十一日」 2010年電撃大王9月号掲載分
美琴は二万体の自分のクローンを救うためにある場所に向かっていた。
ミサカの方は、美琴に拒絶されたときに感じた胸の痛みの正体を研究者に訊いていた。
もしも、自分のクローンが目の前に現れたらどう思うか。
研究者は、自分の生き写しが話しかけてきたら、鳥肌モンだという。
というか、研究者たちの目の前にいるのは「美琴」のクローンであって、
しかも二万体もいるわけなんだが......そこに関しては何も思わないのか。
ああ、そうか、ミサカはモルモット扱いだから、そのあたりのことまで考えてないのか。
ミサカが至った結論は、美琴にとって自分は否定したい存在だった。
とある科学の超電磁砲第32話「八月二十日2」 2010年電撃大王8月号掲載分
OVAの発売も決まった、とある科学の超電磁砲です。
後にとある魔術にも登場する天井が、駆け込んだ先で驚いたのは、
実験引き継ぎ施設の数の多さ。
かなりの数に引き継いで、利権まで分散した。
それでも利益は出る。
天井たちにとって重要なのは、『樹形図の設計者』が保証した実験を絶やさないこと。
引き継ぎ施設の数は183。
それだけの数に分かれてしまうとさすがに美琴でも辛い。
短期間でどうやって、これだけの数にしたのか。
美琴が気がついたのは、1企業を相手にしているのではなく、学園都市を相手にしてること。
となると、どうすればいいのか?
もし、本当に学園都市が実験を支援していたら、個人じゃどうにもならない。
首謀者は誰か。
こんな計画を指示したのは誰か? 美琴はそれに近い何かに心当たりがあった。
首謀者というよりも、何かを破壊すればいいと思ったらしい。
うーん、ここで美琴は『樹形図の設計者』を壊せばいいと至ったのかな。