とある科学の超電磁砲第35話「八月二十一日3」 2010年電撃大王11月号掲載分
美琴は「樹形図の設計者」の出した演算結果を狂わせるために、
自分が最初の一手で負けて、あとは何もせずに殺されるのをまつことを考えていた。
「樹形図の設計者」は美琴と一方通行がまともに戦うことを想定しているのだから、
それをしなければいい。
でも、「樹形図の設計者」はもうないし、再計算されることもない。
それでも当麻が美琴を通してくれるわけがない。
美琴は、力尽くで当麻を退けることにしたけど、当麻の方には戦う意志は全くない。
美琴が激昂しても、拳を握らない。
電撃を幻想殺しで無効化しない。
やられても立ち上がる。
美琴の取るやり方は、確かに妹達を救えるかもしれない。
でも、それだと美琴自身が救われない。
当麻が選びたいのは、美琴も妹達も全部救う方法。
美琴が暴発させた電撃を受けて、当麻が倒れた。
さすがに立ち上がらない。
当麻がどうして無視してくれないのか。
自分の問題なんだから、当麻が無視してくれればよかったのに。
それでも美琴に関わろうとしてくる当麻に、美琴が涙した。
その涙を見て、当麻は「お前の味方でよかった」と思って笑った。
ホントに当麻って、主人公気質だよな。
当麻は、一方通行と戦うことに決めた。
一方通行が「最弱」に負ければ、「最強」を前提とした予測演算の、
前提が覆るんじゃないのか?
美琴からみれば、いくら当麻が能力を無効化できるとしても、
一方通行には勝てない。
次元が違いすぎる。
そもそも、この問題は美琴の問題であって、
美琴が終わらせなければいけない。
他の誰かを巻き込んで傷ついてしまようなことはダメなわけだ。
でも、当麻は「何一つ失うことなくみんなで笑って帰る」ことが夢だから、
それが叶うように協力してくれと言いだし。
泣いたときに駆けつけてくれるヒーローなんていないと思っていた。
当麻が駆けつけてくれた。
ここからはとある科学の超電磁砲でありながら、当麻が主役に。
実験中の一方通行の元に、当麻が駆けつけた。
え、次回は当麻VS一方通行をやるのかな?
やるんだろうな。
美琴のことを考えると、この話をやらないとダメだろうからな。
必要か。
とある科学の超電磁砲としては、ここで大きく区切りになると思うんだけど、
そのあとはどうなるだろうな。
やっぱりとある魔術の禁書目録の裏側での出来事になるのか。
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上条イケメソだなあ
禁書の方の感想も待ってるぞ管理人
美琴の絶望が丁寧になぞられたからこそ、一度禁書でやった話なのにグッとくるものがあった・・・
それにしても美琴の涙は美しいです
最後のページの上条さんイケメンすぎて吹いたわw