駆けつけた彼はヒーローなんだろうか 月刊御坂美琴38号 このエントリーをはてなブックマークに追加 駆けつけた彼はヒーローなんだろうか 月刊御坂美琴38号

とある科学の超電磁砲第35話「八月二十一日3」 2010年電撃大王11月号掲載分

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美琴は「樹形図の設計者」の出した演算結果を狂わせるために、
自分が最初の一手で負けて、あとは何もせずに殺されるのをまつことを考えていた。
「樹形図の設計者」は美琴と一方通行がまともに戦うことを想定しているのだから、
それをしなければいい。

でも、「樹形図の設計者」はもうないし、再計算されることもない。
それでも当麻が美琴を通してくれるわけがない。
美琴は、力尽くで当麻を退けることにしたけど、当麻の方には戦う意志は全くない。

美琴が激昂しても、拳を握らない。
電撃を幻想殺しで無効化しない。
やられても立ち上がる。

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美琴の取るやり方は、確かに妹達を救えるかもしれない。
でも、それだと美琴自身が救われない。
当麻が選びたいのは、美琴も妹達も全部救う方法。

美琴が暴発させた電撃を受けて、当麻が倒れた。
さすがに立ち上がらない。

当麻がどうして無視してくれないのか。
自分の問題なんだから、当麻が無視してくれればよかったのに。
それでも美琴に関わろうとしてくる当麻に、美琴が涙した。

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その涙を見て、当麻は「お前の味方でよかった」と思って笑った。
ホントに当麻って、主人公気質だよな。
当麻は、一方通行と戦うことに決めた。
一方通行が「最弱」に負ければ、「最強」を前提とした予測演算の、
前提が覆るんじゃないのか?

美琴からみれば、いくら当麻が能力を無効化できるとしても、
一方通行には勝てない。
次元が違いすぎる。

そもそも、この問題は美琴の問題であって、
美琴が終わらせなければいけない。
他の誰かを巻き込んで傷ついてしまようなことはダメなわけだ。
でも、当麻は「何一つ失うことなくみんなで笑って帰る」ことが夢だから、
それが叶うように協力してくれと言いだし。

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泣いたときに駆けつけてくれるヒーローなんていないと思っていた。
当麻が駆けつけてくれた。
ここからはとある科学の超電磁砲でありながら、当麻が主役に。
実験中の一方通行の元に、当麻が駆けつけた。

え、次回は当麻VS一方通行をやるのかな?
やるんだろうな。
美琴のことを考えると、この話をやらないとダメだろうからな。
必要か。
とある科学の超電磁砲としては、ここで大きく区切りになると思うんだけど、
そのあとはどうなるだろうな。
やっぱりとある魔術の禁書目録の裏側での出来事になるのか。


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コメント[3]

上条イケメソだなあ

禁書の方の感想も待ってるぞ管理人

美琴の絶望が丁寧になぞられたからこそ、一度禁書でやった話なのにグッとくるものがあった・・・
それにしても美琴の涙は美しいです

最後のページの上条さんイケメンすぎて吹いたわw