最後の一手もないまま 月刊御坂美琴37号 このエントリーをはてなブックマークに追加 最後の一手もないまま 月刊御坂美琴37号

とある科学の超電磁砲第33話「八月二十一日2」 2010年電撃大王10月号掲載分

「樹形図の設計者」を壊してしまえば、今後の実験継続が不可能だと思っていた。
でも、「樹形図の設計者」既に破壊されていた。
美琴は敵対勢力か、デブリによる事故かと思っているけど、
それがまさかインデックスのせい(魔術のせい)とは思いも寄らないだろう。
最後の一手、逆転できるかもしれないきっかけを失った。

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美琴がもう、ヤンデレのように目がやばい。
まだ稼働してる施設がある。
だから、美琴は全部を潰すことにした。
『これまで』も『これから』も全部潰してしまえば、実験は続けられない。
いつか、実験は頓挫する。

でも、ここで問題なのは、実験が終わるのが、
今日明日ではなく、「いつか」になってしまうこと。
一体、それまでに何人の『妹達』が死んでしまうのだろうか。

今すぐ実験を止める手段がない。
気が立っている美琴の目に映ったモニターには、
一方通行に今まさに殺されようとしている『妹達』の一人。

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美琴はもう心が限界だろ。
一人で約二万人の生命を背負うことは出来ないし。
最後の切り札になりえるものも、なくなってしまっているし。

そんな美琴を側で見てきた黒子は、どうにかできないものかと思案していて、
今美琴に必要なのは、当麻なのかと思っていたら、当麻が寮を訪れた。
このあたりは、ラノベの「とある魔術の禁書目録」でもあるシーンですね。

となれば、場面は橋へと切り替わるわけだ。
もうどうにもすることができない、美琴は誰とでもなく助けを求めていた。
このタイミングで当麻が来るんだからさすが主人公だな。
当然、当麻は美琴の事情を知っている。
だから、美琴はいっそ当麻に責められた方が楽だと思った。

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当麻は、美琴を心配していた。
それを聞いて、張り詰めていた美琴の心が崩れそうになる。
美琴は、一方通行と戦うつもり。
「樹形図の設計者」でも言われてるように、美琴は一方通行に勝てるはずはない。
だから、最初に一手で死ぬつもり。
次回は、当麻と美琴のバトルして、一方通行と当麻のバトル直前までいくのかな?

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