ストーリー説明記事からどうやって脱出するか考えてみる。 このエントリーをはてなブックマークに追加 ストーリー説明記事からどうやって脱出するか考えてみる。

最近の自分の記事をみつつ、「あれ、私感想記事書いてないんじゃないか? これはストーリー説明記事(あらすじ記事)じゃないか?」と思ったことがキッカケ。
そもそも、私が『感想』記事を書けたことがあるのかということもありますが。
ここから先は「ある人たち」は自然にやっていること、でも「ある人たち」にはノウハウとして役立つかも知れないことです。この手の記事作成論なんてググってもあんまり出てこないので。

まず、私が考える感想ブログを読みに来るビジターモデルについてだが、
1.今回のの○○の内容確認をする人
2.○○さんの感想自体を楽しみにする人
3.この内容についてネットではどういう反応が多いかを知りたい人
これら三つです。

1に関してはストーリー説明記事でも需要は満たせるわけです。
でも、2,3に関しては多少なりともブロガーの考えを記事の中に含めていく必要がある。
ストーリー説明記事っての定義が結構めんどうだけど、
あなたの隣にいるべき人 ハヤテのごとく!第264話「鐘の音は未来に響く」 - タカヒナの日常境界線
上のは私の記事ですが、これはストーリー説明記事(あらすじ記事)になってると思う。
たぶん、読んだ人も「今週のハヤテの話はこんな感じかー」という印象を持つと思う。

じゃあ、『感想』記事ってなんだろうか?

感想の意味とは「心に浮かんだ思い。感じ。所感。所懐。感懐」by広辞苑

つまり、漫画、ラノベ、アニメに関してブロガーが何を思ったかが伝わる記事ということです。
私がストーリー説明記事から脱出するためにしてることは簡単。

記事がうまいブロガーの記事分析

これに限ります。
なぜ、あるブロガーの記事を読んだときに「この人の記事はうまいなー」と感じるのかを考えました。
同じハヤテブロガーとして三箇所をチョイス。

1.・ぷらずまだっしゅ!
2.・tanabeebanatの日記
3.・明日はきっと。
各ブログで受けた印象。
ぷらずまだっしゅ → 既読者未読者向け
tanabeebanatの日記 → 既読者向け
明日はきっと → 考察目的向け

これらは先にあげた三つのビジターモデルで、どれをターゲットにしているかに関わってきていると思う。

漫画記事に関しての文章構成要素は、次のものだと各ブログをみて思いました。

「作品内容」+「自分の考え(感想)」+「作品の今後の展開予想」=記事カテゴリ

作品内容:記事にする作品の文字通り内容。誰が何をしてどうなったのか。
自分の考え(感想):作品へどういう考えや思いを持ったか。
作品の今後の展開予想:提示された(されてきた)ファクターから今後どうなるのか。

記事カテゴリは、考察記事であったり、ストーリー説明記事(あらすじ記事)や感想記事といったものです。
それぞれの要素によって、どの感想記事になるかが決まってきます。

作品内容が強ければ、ストーリー説明記事へ。
自分の考え(感想)や作品の今後の展開予想で、感想記事や考察記事へ。
ここで、「自分の考え(感想)」、「作品の今後の展開予想」に関しては明確な線引きが難しそう。今後の展開予想と言うよりも考察要素への反応が正しいかも知れない。
でも、三要素の比重の違いで内容が変わってくると思う。

あとは、文章量
どれだけいい記事だとしても、長ければ読む気にならない。短ければ、伝えたいことが伝わらない。
適量があるはずです。
記事を作成するブロガーの文章力や構成力にも関わってきますが。

ブロガーによって、「作品内容」+「自分の考え(感想)」+「作品の今後の展開予想」の適切な比率があると思う。
私の場合は、作品内容の比率が高くて、残り二つの比率が少ないためにあらすじ記事になっていた。
そこで残り二つの比率を増加することを始めてみました。
まだまだ、自分が思うような記事には遠いけど、少しずつ変わってきたような。

ここで挙げたのはあくまで、私の手法であってもっといろいろとやり方はあると思う。
結局の所は、インプットに対してどういうアウトプットができるのか。
アウトプットへのプロセス改善をどうおこなうかに尽きると思う。
受け取ったインプットをそのまま文章化するだけなら、ストーリー説明記事になってしまう。
そこでいかに、+αを付加するかですね。

ただ、未だに私はまだストーリー説明記事からは脱出出来ていない。
完全に脱出するためには、もっと考えを変えないといけないんだろうな。
対象を既読者に絞ってしまって、話の内容をしないで記事を作るなどの。
あとはブログ更新するための時間確保が必要なのかも知れない。
ストーリー説明記事はストーリーをなぞっていくだけなのだから、更新時間が一番短縮できるのだから。

私は別に、ストーリー説明記事(あらすじ記事)は悪いとは思わないけど、ただ自分自身が目指しているものとは違うので、試行錯誤してるわけです。