月だけが見ていた。 よふかしのうた 第187夜「今までで一番」 このエントリーをはてなブックマークに追加 月だけが見ていた。 よふかしのうた 第187夜「今までで一番」

よふかしのうた 第187夜「今までで一番」

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ナズナに言い訳(酒)を用意した。
でも、酒は一缶じゃたりない。
冷蔵庫にあるやつも追加で持ってきた。

Q. 今のナズナとコウの関係性は?
A. 友達。

そう友達というのが、コウの認識。

だから、ナズナはコウの血を吸いたくない。
友達でいすぎた。
要するに関係性が固まってしまったから、その先への変化が望めない。
だったら、コウが人間の生活に戻った方がいい。

と言っているが、これらは当然ナズナのコウ向けの嘘ですね。

ナズナが血を吸わないと決めたならそれでいい。
もう会わないというならそれでいい。
でも、それで引き下がるコウではない。

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最後に一回血を吸って。

コウは自分がもうすぐナズナのことを好きになるという予感がある。
それはコウの母が言っていた「きっかけ」があれば、
コウがナズナを好きになるという予感。
でも、もしかしたら自覚がないだけで、既にナズナのことを好きかもしれない。
だから、血を吸って欲しい。

当然、ナズナは拒絶するよなー
血を吸ったら終わるからな......。

言い合いをしていたら、突然の停電。

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月明かりに照らされたベランダで、
ナズナは自分がコウのことを好きになったと打ち明けた。
その姿を見て、コウはナズナを好きだと自覚した。

両思いじゃん!


ここまでの展開で、ナズナとコウがケンカするのは予想してたし、
コウの母の話から何かきっかけあれば、コウが自覚するとも思ってたけど、
その両方が今回の一話で来るとは。

両思いになった二人はこの先どうするんだろう。


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