トニカクカワイイ第249話「天女と不死」

前回までの話はだいぶ戻って、781年。
えっと......奈良時代ですね。
......いや......本当に時間がだいぶ戻ったな。

司は......いつも崖で人を助けてるな？
どうやら司が掴んでいる子供は、自分から飛び降りたらしい。

なんで飛び降りたのか。

「仏は...全ての人を救うのだ」
と教えられた。
けど、実際、全ての人が救われるわけじゃない。
だから、自分が飛び降りれば、仏が救ってくれるはずだ。
それを確認したかった。

子供を救ったのは、仏ではなく、天女......司だった。
司は子供を崖上に放り投げて、自分は落下。
そりゃあ、もうぐちゃぐちゃよ。
司さん......いくら自分が不死だからって、やってることはむちゃくちゃよ。

七年後、子供と再会することになる。
この場合も、司が不死だと言うことがバレることになった。
今の時代と違うから、相手が死ぬところを目撃したのに、
その人間が生きていたってのは、宗教的な意味を強く持ちそうだな。

子供の名前は、佐伯真魚。
真魚は弘法大師・空海の幼名ですね
司が真魚に対して、字を教えたりですね。

真魚が司の目的、月に行くこと、そして人として死にたいことを知ったわけだけど、
どうも......真魚は納得してないというか......受け入れてない感じなんだよな。

その様子が司の正体がバレたときのろくでもないことの事例に繋がるのかな。

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