弟子はいつか旅立つものだ。 トニカクカワイイ第323話「FLY ME TO THE MOON 第四章 魔法使いの弟子 第5話コネクト」 このエントリーをはてなブックマークに追加 弟子はいつか旅立つものだ。 トニカクカワイイ第323話「FLY ME TO THE MOON 第四章 魔法使いの弟子 第5話コネクト」

トニカクカワイイ第323話「FLY ME TO THE MOON 第四章 魔法使いの弟子 第5話コネクト」

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前回、ランペイジアを救い出した。
つまり追っ手が迫ってくるわけだ。

自分の体を盾にしてランペイジアを守って、不死の力で再生して、敵を倒す。
止めることができない修羅をどうやって排除するのかということでしかない。
言うなれば、不死の力こそ司の「魔法」なんだから、それを他の人間に教えることができない。

追っ手から逃げ切ったからこの後をどうするか。
ランペイジアを救い出したのだから、当然アキテーヌの城へ帰ることになる。
けど、ランペイジアがそれを拒否した。

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帰ることを拒否して、司と一緒に居たいというランペイジアの熱量に押されて、
司は5年という期限付きでランペイジアを弟子にすることにした。

当然魔法は教えられないから、
ランペイジアが一人で生きていくために必要なことを教えることになった。
あっという間に月日は流れて、五年後の736年。
ランペイジアの旅立ちの時がきた。

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司とランペイジアの会話から、司が月を目指していることを話したのはわかる。
たぶん自分が不老不死になった経緯も話したのかもしれない。

ランペイジアに返した指輪は、もう一度司に渡された。
いつかまた出会ったときに返してもらうために。
けど、その後ランペイジアと司が再会することはなかった。

司の手元に残ったさまざまな物、それひとつずつに大小様々な約束や想いがあって、
それが形として残ったものか。
司自身は形にはあまり固執してなくて、
自分の胸の中に出会ってきた人たちの思い出が残っていればいいのかな。

そういえばランペイジアは、好きな人を見つけたい。と言っていた。
ランペイジアの人生でそれが見つかったのかはわからない。
でも、宇佐美潮としては、好きな人ができたわけだ。


しばらくトニカクカワイイは休載で、次は2025年10月1日発売の44号。