よふかしのうた 第25夜「お盛んなこって」

簡単に言うとコウとナズナがはぐれた。
地元のお祭り的な騒ぎにきたら、ナズナが一人ではしゃいでどこかに行き、速攻ではぐれた。
ナズナを探すにしても、学校の人間に見られたくないので、屋台でお面を購入した。
さっそく学校の人間とすれ違ったけど、お面のおかげで気が付かれなかった。

ただ、その中にいたマヒルには速攻で気が付かれた。
確かにマヒルって、そういうタイプだとは思ってた。

コウがマヒルに見つかった一方で、ナズナもニコたち吸血鬼グループに見つかってた。
こういう浮かれた雰囲気の時は、吸血鬼として書き入れ時らしい。
確かにチョロく引っかかる人も多いだろうしね。

ナズナ風に言えば「貞操観念がガバガバなスケベが増える」。
その言い方にニコたちからは反発してた。
ナズナとコウが一緒にいないことに「はぐれた」といったら、
なんで手を繋いでないんだ！と怒られた。

吸血鬼たちは賑やかだな。

コウからみたらマヒルは完璧だった。
成績優秀、スポーツ万能、他者からの信頼も厚い。
そんな人間から「友達」と言われたら嬉しい。

アキラも登場して、コウ、マヒルで少し話したら、
マヒルが待ち合わせへ向かった。

コウと合流する前にナズナが、マヒルといる誰か(たぶん『キク』)をみて、
中学生相手は犯罪っぽいよなーといってる。
それをいったら、ナズナも犯罪っぽいけど。
ともあれ、やっと合流したので、今度ははぐれないように手を繋いだ。

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