キッカケなんていつでも何気ないもの。トニカクカワイイ第57話「花火が消える前に」 このエントリーをはてなブックマークに追加 キッカケなんていつでも何気ないもの。トニカクカワイイ第57話「花火が消える前に」

トニカクカワイイ第57話「花火が消える前に」

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前回の続きで、柳先生と谷口先生の関係性を見守る展開です。
問題は谷口先生が、柳先生との関係性をどうやって変化させるかですよ。

柳先生が自分の好意をスルーしてるのか、それとも単純に気が付いてないのか。

さて、どうしたものかと考えているところに、
「今日はどうして誘ってくれたんですか?」
と、この展開で定番の質問です。

定番の質問には定番の回答があるんですよ。
「そりゃあ、アナタのことが好きだからですよ」
みたいな。

それを使おうとしたら、他のお客さんが隣で同じ展開だったので、
谷口先生......気の毒に......しかない。

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関係性の変化のキッカケもなくなったのでどうしたものかとなっているところで、
舞浜の遊園地で結婚式を挙げている人たちをみて、
谷口先生が「幸せそうですね」と感想を言ったら、少しだけ柳先生の表情が変わった。
これは流れが来たのか、ナサと司が二人を再び見たら、柳先生の雰囲気が変わった。

司がいうには、魔法が掛かったのかもしれない。
まあ、この場合は、司のいう魔法ではないと思いますよ。

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花火があがったタイミングで、谷口先生が動いた。
けど、ある意味、先手を打ってきたのは柳先生。

「じゃあ、結婚しちゃいますか?」

すごいこと言い出したな。
柳先生がいうには、
一日過ごしてみて、とても自然だった。ずっと一緒にいてしっくりきた。
だからそういう人と一緒なら、きっと楽しいだろうな。
そう思った。

......まあ、これもある意味、舞浜の遊園地の魔法なのかもしれないな。
舞浜の遊園地だから起きたのか、
それとも谷口先生が柳先生を誘うという勇気がそうさせたのか。

ともあれ、谷口先生、よかったね。


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