ONE PIECE　第590話「弟よ」

エースや白ヒゲが死んだことの波紋は、なにもルフィに留まるわけじゃない。
ガープがフーシャ村に訪れたのもそういうことが関係あった。
海軍本部での戦いと言うことで、不安になる人もいる。
だから、ガープが一声かけるだけでもずいぶん違う。

なによりも問題なのが、ダダンとマキノ。
ダダンは、どうしてエースを見殺しにしたのかと、ガープに詰め寄った。

ガープが、家族よりも海軍の任務を取ったことに怒っている。
でも、ガープがあの場でエースを、ルフィを助けるというのは、ホントに難しいこと。
仮にも英雄と呼ばれてる海軍中将が、海賊を助けるなんて。
それは海軍の信用やら、なにやらが大きく失われると思う。

マキノはガープが一番つらいといってるけど、本当に一番辛いのはルフィ。
まあ、ガープも辛い立場ではあったと思う。

グランドラインの新世界では、シャンクスがちゃんと白ヒゲとエースを埋葬して、墓を建てていた。
シャンクスも今ツライであろうルフィにそのつらさを乗り越えて欲しい。

ルフィはなー。女ヶ島であんな状態だしな。
自暴自棄もいいところ。
ジンベエを攻撃してきたりするそんなルフィを抑えて

エースという大きなものを失ったとしても、まだルフィには残ってるものがある。
今のルフィに残っているのは、 仲間。
アラバスタで、ルフィと一緒にいる仲間をみて、エースは安心できた。
だから、アラバスタでゾロ達に弟を頼むと言ったわけだ。

ともかく、やっとルフィは仲間と合流する気になった。
でも、話数的にずいぶん先になりそうな気がするな－。
今のまま仲間と合流できても、大将クラスの敵とは戦っていけないと思うんだけど、
そのあたりどうにかするのか？

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