可能性が0じゃなければ、いつかは成功するんだよ。トニカクカワイイ第327話「バッドフィーリング」 このエントリーをはてなブックマークに追加 可能性が0じゃなければ、いつかは成功するんだよ。トニカクカワイイ第327話「バッドフィーリング」

トニカクカワイイ第327話「バッドフィーリング」


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1400年前にどこからか飛来した『それ』は竹林の中で、
成長? 育成? 完成?するのを待っていた。
でも、竹取の翁によって、邪魔されるとは想定してなかった。
だから「輝夜姫」は本来の完成形とは異なる形で、輝夜姫として生きることになったんだろうかな。
さらに「輝夜姫」を取り戻すために「つきからのししゃ」が襲撃したり、
帝が「蓬莱」を飲むことを拒否したりもあって、本来の使命が果たせなかった。

その結果、バックアップからの新生が自動起動。
つまり司が飲んだ蓬莱を使って、いつか生まれ変わる......生まれ直すことを試みている。
このあたりはトニカクカワイイの過去の話数で、この作品内の竹取物語がどうなっているかを確認した方がいいですね。


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輝夜は自分の身に起きている状況について考えていた。
自分の怪我が勝手に治ることには何か条件があることまではわかっていた。
でも、明確な条件はまだ不明。
輝夜は、治癒能力の規模がわからないけど、条件が満たされたら、
小さな傷だけじゃなくて、大きな怪我も治せるのか?と推定した。

輝夜は、1400年前から続いている新生がある程度形になっていて、
あとはいくつかの条件を満たしたら「輝夜姫」またはシステム的なものが再生するんだろう。

その場合、輝夜の輝夜としての自我が上書きされるのかは気になる。
以前掲載されたxxx話(本編のラストあたり?の話)から考えると、
自我の上書きがあったとしても、輝夜のままだったな。
これはもっと先になったら見えてくるだろう。

あと輝夜が「不老不死」というキーワードを頭に浮かべたから、
どこかで点と点が繋がって、司が「不老不死」と気が付くのか?


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北海道から帰ってきて2日。
司は北海道旅行の余韻を感じていたけど、ナサは仕事に没頭。
北海道旅行中に仕事の連絡をミュートしてたから、たまりにたまっているっぽい。
仕事してると数日空けるだけで、各種コミュニケーションツールの通知がめちゃくちゃつくからねー。

司はそんなナサの様子が気に入らないらしい。
北海道旅行を満喫したからといって、しばらく機嫌が良いわけではない。
機嫌が良くなる効果はあるけど、その持続性は長くない。
そんなことを要から聞いていたナサは、上手いこと司のご機嫌を取ることにした。

やっぱり上手いこと機嫌を取ることは大事だよね。
冒頭2,3ページの展開からの落差!