ハヤテのごとく！第271話「メイド服を着るからメイドさんなのではない。メイドとしての能力があるからメイド服を着るのだ」

クラウスから受け継いだアパートに、一人乗り込むことにしたハヤテ。
当然どうしてそんなことをしようと思ったかマリアさんに聞かれます。
そもそも、なんでハヤテが泊まろうということに至ったか思い出してください。

背後から強い殺気を感じたから

ハヤテには、キング・ミダスのことや王玉のことなど、気にするところがいっぱいあるので、
真剣なんでしょうけど、マリアさんはそこまでは考えていません。
実際、王玉やらキング・ミダスの詳細なんて知りませんしね。

東京都内しかかも、古いアパートに、強い殺気を感じたから泊まるって、

ゴルゴだったらもっといろいろと考えますね。
そんなツッコミをマリアさんはグッと堪えながら、自分もそのアパートを見に行くことに。
マリアさんは明確に戦意を持っていた。

相手は30年間ほったらかしの家。

30年もほったらかしにされたら、どれだけ汚れているやら。

その汚れを自らの手で一掃してみたいと思わないか？
自分が掃除することで、汚れが落ちていき、アパートが生まれ変わる。
そんなことを考えたら、血湧き肉躍ったのでしょうね！！

ムラサキノヤカタについたマリアさんとハヤテ。
ハヤテがいきなりブレーカーをあげようとしたら、

死にたいのか？　全てが火の海に包まれてもいいのか？

30年ほったらかしなのに、いきなり電気が入るのか、手続きはしたのか？ということはさておき。
マリアさんの言っていることは非常に正しい。
放置されていたことで電源周りが痛んでいて漏電によって出火やらは充分考えられる。
明るい内に電気ガス水道の点検から始めること。

マリアさんを連れてきた段階でハヤテは負けてるんだよ。
何にとかじゃなくて、負けてるんだよ
。
ただ、長い間放置されていたわりには、キレイなことにマリアさんはしょんぼり。
そんなに汚れと戦いたかったのか。

アパートの中で再びハヤテは殺気、視線を感じた。
危険だから離れないでくださいと言ったはいいものの、掃除効率を考えてマリアさんは二手にわかれることに......。
だから、ハヤテはもっと言葉を補えと！　言葉不足が勘違いの元だから。

ハヤテは感じた気配から、人ではないものがいると推測。
部屋を開けたら大量の猫が！
そりゃあ、警戒心丸出しの猫は殺気を出してる、人でもないわな。
当然、マリアさんが向かった部屋にも猫が！！

軽くあしらっていました。
そもそも、猫ごときがマリアさんを傷つけることなど不可能だろ。
『アレ』はメイド服をきた、絶対不可侵領域。その領域を侵そうとするならば、
人の身でありながらも神に挑み勝つほどの覚悟が必要だ。
猫が相手にしようとしたのは、そういう相手だったってことですよ。

マリアさんは「しょせん、猫は猫ですからね」といった。
いつか彼女は「しょせんは人間」というのかもしれない。

なぜあんなに猫がいたのか？
............猫と言えば銀華を連想したんだけど......。
うーん。
殺気の正体が猫だったらそれはそれで拍子抜けなところもあるんだけど。
30年放置でそこまで汚れてないって事は、誰かが出入りしてるのかもしれないなー。
それが銀華だったら、猫のことも納得できるところではある。

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