願いの正しさ トニカクカワイイ第317話「いつか...信じて」 このエントリーをはてなブックマークに追加 願いの正しさ トニカクカワイイ第317話「いつか...信じて」

トニカクカワイイ第317話「いつか...信じて」

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前回の司の問いに対するナサくんの回答のターン。

基本的にナサは司の願いを叶えたい。
司が北海道で馬に乗りたいと言ったことを叶えることができなかった。
ただ、馬に乗れなかった。それでもナサは悔しいと思ってしまう。

そういった小さな願いごとを叶えられないのもイヤだ。と思うナサは、
当然、司の不老不死を解きたいし、死にたいという願いも叶えたい。
それが出来ずに、ナサ自身がこの世を去るのはイヤだ。

司の願いを叶えることはナサが悲しくなってしまうことかもしれない。
もしかしたら、正しくないことかもしれない。

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ナサはそれに対して、ある事例を口にした。
地球の年齢が少し前まで2000万年から一億年と言われていた。
それはウィリアム・トムソンの冷却理論により出されたもの。
でも、放射性年代測定法によって、実は地球の年齢が42億年とわかった。

ウィリアム・トムソンは違えた。
ちなみにこのウィリアム・トムソンさんは
「ケルビン温度」と「絶対零度」を発見した天才である。
それを今回知った......。

そんな天才でも間違えてしまう。
だから、ナサの答えは間違ってるかもしれない。
間違えたとしても、必ず正しい答えを出す。

ナサが今たどり着こうとしている答え、
つまり不老不死の解除方法が間違っていても、
正しい答えを導き出すという彼の意思の現れだ。

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ナサだって、司がいなくなってしまう未来は想像したくない。
それでもナサは「見送る」と言った。

司としてはいくつもの命を見送ってきたから、その辛さを知ってる。
だったら、自分の願いを叶えず、ナサが命を全うするまで過ごすというのも選択肢だっただろう。
ナサの「司の願いを叶える」ことはできなくなるけど、
司が味わってきた悲しみを背負わせずに済む。

ナサの考えは司の最期を伴侶として見送る、見送りたい。
彼にとっても司に悲しい思いをさせたくない。
その答えはきっと正しいものなんだろう。

ナサならこういう答えだと思ってたけど、その答えに対しての説得力がすごいな。
定期的にやってくるナサがすごく良いことを言う回は、
「すごいものがきた」ってなるな。