殺×愛6-きるらぶSIXのレビューらしき紹介 このエントリーをはてなブックマークに追加 殺×愛6-きるらぶSIXのレビューらしき紹介
殺×愛6-きるらぶSIX
殺×愛6-きるらぶSIX
風見 周 (2007/02)
富士見書房

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僕は、来夏を愛してる。

僕は、サクヤに恋している。

アマゾンよりコピペ
出版社/著者からの内容紹介
新感覚セカイ系ラブストーリー。セカイの崩壊が、ついに始まる……。
旅行から戻った密と来夏を待ち受けていたのは、天使による襲撃で壊滅状態の神代市だった。家族を失い、苦しむ来夏の願いを受け入れ、密は彼女を抱いてしまう。しかし来夏を愛していないと自覚し苦悩する密だが……


前巻の大規模な回収によって、神代市も多くの被害を被ったようで。
来夏と付き合い始めた密。
ある夜に、天使と戦い、サクヤが力を取り戻したことを知った。また、サクヤに傷つけられた場所の傷が治らない。
……つまり、密とサクヤは相思相愛になった。
でも、密が付き合ってるのは来夏。
学校で、突然来夏が密の秘密を知っていると言い出した。
オメガであること、不死身であることを。
おそらく知らせたのは、アダムだろう。
密が生きているから、カーテンコールは止まらないことを知った来夏は、それでも密に生きて欲しいと思う。
世界がどうなっても密が生きていればいいと。
だから、少しだけ来夏が歪み始めた。
密を殺すために相思相愛になろうとしているサクヤにケガをさせようとしたりね。密としては、自身も受け入れられなかったオメガであることを受け入れた来夏が不思議で仕方なかったみたいだった。

愛しているのは来夏だ。
けど、恋をしているのはサクヤ。

これを知ったとき、二人に殺される結果が待っているのかと思った。
だが、後半で来夏が密の前で天使に殺され回収された。
このとき、密は不死身だから死なず、回収されなかった。来夏は死んだ。
これは……不死身である人物の定めだよなと思った。
来夏が死んだ後の演出上、二ページの真っ黒なページは印象的だった。

ラストへ向かって加速しているのはわかる。
ただ、アダムとイブ。この二人がイマイチ。
アダムの目的は、イブを目覚めさせることらしいけど……。
そこの先は、なんだろう?

アポカリプスの真意もイマイチ。
アダムとイブの上にいるだろう、神の存在はどうなんだろう?
ラストでわかった、アダムとイブが時間を遡った真意などが気になるところかな。

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