自分自身含めて心の有り様なんてわからない。トニカクカワイイ第300話「試される大地、試される夫婦」 このエントリーをはてなブックマークに追加 自分自身含めて心の有り様なんてわからない。トニカクカワイイ第300話「試される大地、試される夫婦」

トニカクカワイイ第300話「試される大地、試される夫婦」

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ナサ君は、飛行機に乗ったことがない。
一瞬、意外かなーと思ったんだけどずっと勉強などに打ち込んでいたから
そういう機会がなかったのかと考えれば、納得できる。

じゃあ、司は飛行機乗った事あるのか?
搭乗したことあるし墜落経験あるし、、なんなら操縦して撃墜もされていた。
司の話だけ読んでると、ライト兄弟が作っていた飛行機や、
たぶん戦闘機は乗ったことあるけど、
いわゆる旅客機に乗るのは初めてみたい。

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初めての飛行機に乗り込んだナサを襲ったのは閉所恐怖症。
ナサ自身に閉所恐怖症が元々あったわけじゃなくて、
本人もわかっていないキッカケがあって今回発症した。
いや、キッカケもなかったんだと思う。

「閉所恐怖症」と聞くと狭いところが苦手のようなイメージ。
でも、閉じ込められた空間の狭さから来るわけではなく、
「自由に外に出られない」という認識がパニックを引き起こす。

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司がナサの閉所恐怖症への対処として言ったのは、
「この飛行機の後ろ開いてる」

普通に考えたら、そんなことはありえない。
でも、飛行機の中が閉所ではないと、ナサが認識すればいい。
「自由に外に出られない」から「自由に外に出られる」と認識の変化が起これば、
閉所恐怖症は収まる。

本当に認識次第なんだな。

自分の内側に、どんな弱点が潜んでいるかなんて、自分でもわからないものだよね。
今回の件こそ、司がいてくれてよかったと思えることだよね。

飛行機は飛び立ったし、次回から北海道か?