月の光に導かれ何度も巡り会うんだろう アド アストラ ペル アスペラ第三話 「月の光は愛のメッセージ」 このエントリーをはてなブックマークに追加 月の光に導かれ何度も巡り会うんだろう アド アストラ ペル アスペラ第三話 「月の光は愛のメッセージ」

どんな人にも理解と優しさをもって接しなさい。

それが帝国軍人のサテラが、母親から教わった言葉。
畑先生のバックステージの言葉を借りれば、
アド アストラ ペル アスペラにおけるメインヒロインであり、
ある意味の主人公であるのが、このサテラ。
あれ? パティはメインヒロインではないのか?
まあ、立ち位置と役割の話もあるのかもしれないな。

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帝国軍人であるのだから彼女サテラは、悪と戦う存在。
つまりは忍の前に立ちはだかるであろうキャラクターですね。

一方の忍は、パティのためにサリチル酸系痛み止め
バファ○ン的な薬を買いに月にいかないといけない。
ヴェルサイユから渡された武器は
・拳銃型のライター
・手榴弾のような煙幕(使った本人が爆風で吹っ飛ぶ)
の二つ。
......こういう一見して使えないアイテムでも漫画的にどうにか駆使して切り抜ける場面がくるんだろう。


サテラが帝国軍の大佐からテロリスト(忍のこと)が逃亡中、
しかもサテラと同じ15歳の少年、見つけ次第殺さないといけない。
果たしてサテラは殺せるのか?

それが正しいというのであれば――

間違えでなければサテラはテロリストを殺せる。
けど、間違っているのだれば殺せないということだ。
それをサテラが判断できるのかどうかというのは大きいんだろう。
忍にとって運がよかったのは、大佐から話を聞いてる段階で
サテラはテロリストである忍の顔を知らなかったことだろう。
しかも、帝国軍本部がある月面にくるバカはいないと思われているし。

さて、忍は無事に月面に到着。
ドラッグストアにも辿り着いて、バ○ァリン的な薬を買おうとしていた。
問題はお金を持っているのか? → 持っていた。
けど、痛み止め系に限らず薬って案外高いんですよね。
悲しいかな、忍の所持金では100円足りない!
100円足りないからパティが救えないのか?

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万引きしている少年をみてテロリストとして指名手配されているんだ今更万引きぐらい......と思っていたら、
偶然ドラッグストアのテレビで、地球に残っているお母さん(ロボ)がインタビューに答えていた。
お母さんに迷惑を掛けたなと思っていたら「やったからには最後まで死ぬ気でがんばりなさい」、「人の目に、どう映っているかは知らないけどきっと正しいことをしたんだって」と言われたしまった。
このお母さんからしたら、忍が起こしたことは理由があると信じているんだろう。

その言葉で、忍は万引きはしないことにした。また万引きした少年を注意して思いとどまらせた。
万引き少年(未遂)は、サテラの弟。
どうもサテラの施設の弟らしいので、血が繋がっていないみたいだけど。

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万引きを止めてくれたお礼に、足りない100円をサテラがくれた。
おかげで忍はバファリ○的な薬も買えた。

これで無事に帰れればよかったけど、
このタイミングでサテラのケータイに大佐からテロリスト葉月忍の写真が送られてきた。そこにあったのは、当然、サテラが正義の味方といったばかりの相手の顔が映っている。さて、忍はサテラから逃げられるのか、それともサテラは忍を殺せるのか。

ロボットものアニメであれば、サテラと忍の関係は定番だとは思う。
敵対関係にある主人公とヒロインが物語を通してなにかが変わってくるというはある。
もちろんパティのように主人公のピンチを救ってくれるタイプのヒロインもある。
ただ畑先生のバックステージからすれば、よりヒロインとして強いのはやはりサテラなんだろう。
人気投票をやったらサテラの方が票を集めそうなキャラだと思う。

忍が今回の話の後でサテラから逃げるんだろうけど、
なんというかサテラが忍ぶが本当にテロリストなのか?という疑問を持たせられるかどうかにかかってくると思う。

サテラは正しければ殺せるといっているのだから。