アド　アストラ　ペル　アスペラ第5話 「力への意識」

前回のラストで、サテラにビルの屋上に追い詰められた忍だったけど、
彼女はあとは引き金を引くだけで、忍を撃ち殺せたのに、それができなかった。

なにかチャンスがあれば、この時しかない。

忍はイチかバチか、ビルの屋上から飛び降りた。
ビルの屋上にいては、サテラがいるからヴェルサイユによる回収が期待できない。

なら、飛び降りてやればいい。
忍の「ヴェルサイユ！！！」という呼びかけに応えて颯爽と登場。
けれど、ヴェルサイユのキャッチは豪快にミスしましたね！
普通のロボものやこの展開なら、キャッチ→即時離脱！を決めるのに、
この不器用ロボはそれをミスりましたよ。

ヴェルサイユのミスによって忍はワンチャンダイブから、ダイナミック飛び降り自殺を決めることになりそうだな。

パティに薬は届けられないは、ロボな母親には心配だけを掛けてこのまま死ぬのか？

さすがにその展開はなくて、ヴェルサイユから渡されていた最後の武器。
使ったら自分も吹っ飛ぶ煙幕手榴弾。
どうにかそれを使って、吹き飛ばされながら、ヴェルサイユに回収された。

忍を取り逃してしまったサテラは、相手を撃てなかったことを後悔していた。
悪を見逃せば、より悲劇を生むとわかっていたのに。

それでもサテラの上官は15歳のサテラが少年を撃てないのは当然だ。という。
けれど、顔をみて撃てないのであれば、顔を見なければいい。

この発言をした時点で、この上官はすげぇー悪いやつだ。悪役だそんな印象を持ってしまった。
確かに帝国軍としてはサテラは「無敵のサテラ」や「帝国軍の誇るエース」でなければならないんだろう。
そのサテラが、テロリスト一人を殺せずに取り逃したとなると、よろしくないんだろう。

そんなことも垣間見えながら、サテラに用意されていたのは、ヴェルサイユと同型のような『薔薇』という機体のロボ。

ヴェルサイユ　の　薔薇　ですか！！
これはなるほどいうか、笑いました。
ただ、ライバル機の出現で、ロボvsロボの熱いバトルが期待できるのでは？という思いが！

顔を見なければ、撃てる。
実際、相手の顔を見ずに、こういった「何か」越しで「殺した」ではなく「壊した」みたいにすることで罪の意識というか、良心というか、そういったものへの軽減ができるんだと思う。

月の都市から逃げたパティと忍を何かが攻撃してきた。
といっても、この流れからだと、薔薇に乗ったサテラだろう。

次回は、ヴェルサイユと薔薇によるロボバトルになるのかな？

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