トニカクカワイイ第295話「続く未来」
ジェシーと輝夜が初めての遭遇は、
図書室で目当ての本に手が届かないで奮闘している輝夜を、
ジェシーが目撃する場面。
それを見て「なに、あの可愛い生き物」となり、
代わりに本を取ってあげたら「ありがとう」で、
また可愛い輝夜。
輝夜はド天然に周囲にカワイイを振りまいてるのか?
ジェシーが輝夜を知るほどに彼女は特別になった。
見た目や頭の良さなどなど輝夜を構成する要素は、
ジェシーが「こういう人になりたかった」という理想そのものだった。
そりゃあ、ジェシーにとっての特別になるわ。
ジェシーと美潮のサウナ。
ジェシーは美潮に言っておきたいことがある。
けれど、美潮がそれを聞くのは、ジェシーが美潮よりサウナに長く入っていられたら。
でも、ジェシーが負けたら絶対に聞かない。
美潮はサウナが得意で勝つ自信があるんだろう。
これは両者ギブアップの可能性もあるな。
果たして勝負の行方はどうなるのか。
ナサは輝夜姫の話を司に聞いていた。
輝夜姫は竹取物語の中で5人から求婚を受けていた。
その5人に対して無理難題を出したというのは有名ですね。
トニカクカワイイの中でも、過去の話で描かれています。
求婚してきた5人は上手く行かず、帝といい感じになった。
つまり6人の相手から好意を持たれたということ。
司はナサに帝と輝夜姫は上手くいったの?とに聞かれて、
曖昧に答えていたけど、彼女はそういう反応するしかないよね。
司が当時あれこれ恋愛アドバイスしていた相手が
帝というのは察していたかもしれないけど、
お互いに名乗ったわけではない。
だから、あの時の男が帝だという確信はないし、
帝と輝夜姫の仲がどうなったかは知らない。
司の言葉で気になったのは、
「あの時、その六人は輝夜姫と結ばれることはなかったわけで、
もしも次があったとするなら、ハッピーエンドがあったりするのかしらねぇ」
帝を含めた六人。
この数は御伽女子高の、
白銀、都春、美潮、紅蛍、犬養、ジェシー
の6人と一致する数。
美潮は輝夜に惹かれているし、ジェシーは輝夜を特別だと思っている。
他の4人はここまでの気持ちはないかもしれないけど、
当時の帝と結ばれなかった6人が転生......魂的な繋がりがあるのかもしれない。
となると、6人の中に帝の転生がいる可能性がある?
急に人狼ゲームみたいな展開か?
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