もしも、あの時......そんなことを考えても意味はない。 トニカクカワイイ第251話「不死と決断」 このエントリーをはてなブックマークに追加 もしも、あの時......そんなことを考えても意味はない。 トニカクカワイイ第251話「不死と決断」

トニカクカワイイ第251話「不死と決断」

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三週間ぶりのトニカクカワイイ。
時間が空いたから前回の話の話は真魚が大学に合格した。ってところで終わりでしたね。
250話のラストより2年前。

真魚が夜中に目を醒ますと、庭で司が泣いていた。

無念の中で亡くなった友人を「こうしたら救えたんじゃないか?」という案を、
思いついて意味が無いことだと気が付く。
記憶に鮮明に残っていても、司が思う人たちは皆亡くなっている。

悔やんでばかり。

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大学に合格した真魚にとって勉強はつまらなかった。
やることは訓詁(要するに古典の暗記らしい)。
暗記はつまらないよね......。
でも、この時代の大学ってそのぐらいなのかな?
真魚は別に暗記をしたいわけではなく、
泣いていた司をどうやったら救えるのか。
司をどうしたら理解出来るのか。
とかそういう話なんだろう。

そんな真魚が出会ったのは神仙術、不老不死の秘術。
このあたりが250話の引きに繋がるのか。

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司が「虚空蔵求聞持法」を口にしたのがよくなかったんだろうな。
「虚空蔵求聞持法」は真言(マントラ)を一日一万回唱え、それを百日続ける。
合計百万回唱える。
そうしたらどんな経文も理解して内容を暗記するというもの。
ただ一万回唱えれば言い訳ではなく、一人で山に籠もってやらないといけない。

当然は、司はこの方法をオススメはしていない。
常軌を逸してるもんなー

真魚がやる!といいだしたのは、「不老不死の秘術」を理解したいからかな。

でも......真魚の決断は後悔しないためのものだと思うけど、
司からしたら、後悔しないための決断は、
司の事情とは全く関係ない事柄のためにして欲しかっただろうな。


トニカクカワイイ (25) (少年サンデーコミックス) コミック 2023/9/15