感情を越えて プロジェクト東京ドールズ Case03 そしてその手を このエントリーをはてなブックマークに追加 感情を越えて プロジェクト東京ドールズ Case03 そしてその手を

2021年10月29日サービス終了したプロジェクト東京ドールズ。
その最終章のノベライズです。

サービス終了に際した、ゲームへのことはこちらで触れているのでもしよければ。
感情と熱量による奇跡がそこにあった。プロジェクト東京ドールズ


さて、先ほども書いたように最終章のノベライズです。
多くのソシャゲが生まれてはサービス終了して消えていきます。
その中にはどうにか結末をゲーム内で描かれたもの、描かれずに終わってしまったものもあるでしょう。
そう考えると、このプロジェクト東京ドールズは、幸せだったんだと思います。
約490ページで描かれた最終章のノベライズ。
描かれていた内容は、とても満足でした。

ゲーム内ではサイドストーリーやエンドコンテンツであった
「記憶の奪還」、「新宿奈落」が、シナリオに結びつけられて描かれ、
プレイヤーの分身であるマスターが何者なのか、
NumberSが天使のフィールパターンを基にしていた意味、
デウス、エクス、マキナの天使達、神、ピグマリオン、
斑目セツナ、ルリ、小鳥遊修一、それぞれのお話もそうですが、
ゲームに登場した要素を活かし、見事にノベライズで書ききってくれました。

ノベライズのシーンによっては、
「DOLLS Songs & Sounds 02」に収録されている楽曲の
「Pray Breath」「感情を超えて(E3 Ver.)」が、
本当に心に響いてきた。

やはり贅沢を言えば、アプリ上でこの最終章を読みたかったのはあります。
ですが、この最終章のノベライズを読んでいく中で、
アプリを通して、プロジェクト東京ドールズという作品へ
積み上げてきた感情や熱量で、各キャラの声、作内で流れるだろうBGMなどが
頭の中で紡がれるような錯覚を覚えました。

特に「Pray Breath」と「感情を超えて(E3 Ver.)」や、
Twitterで公開されたエンディングムービーなどがそれを押し上げてくれました。

「感情を超えて(E3 Ver.)」は初見で聴いた時は、
「絶対これは最後に使うやつじゃん!」となっていましたが、
最後の決戦で使われていましたし、E3 Verにセリフが入っていたのが、
やっぱりズルかったですね。

最後の最後で「プロジェクト東京ドールズ」の意味がわかったのは、
なるほどなと思いました。

「プロジェクト東京ドールズ Case03 そしてその手を」、
設定資料集第二弾などを持って、やっと私のプロジェクト東京ドールズは完結できました。
関わってくださった皆様、ありがとうございました。
この作品を通して得た、感情と熱量を忘れません。