アニメは10月2日(金)からTOKYO MXほかにて放送だよ。 トニカクカワイイ第127話「漫画もいいけどアニメも観てね!」 このエントリーをはてなブックマークに追加 アニメは10月2日(金)からTOKYO MXほかにて放送だよ。 トニカクカワイイ第127話「漫画もいいけどアニメも観てね!」

トニカクカワイイ第127話「漫画もいいけどアニメも観てね!」

気が付けばトニカクカワイイのアニメ放送も間近ですね。
というわけで本誌の感想に入る前に少しだけ、アニメについて触れます。


キャストは、司を鬼頭明里さん、ナサを榎木淳弥さんが演じられます。
PVやCMなどを見てると、鬼頭さんの司の声っていい温度感なので楽しみだし、
ナサもいいと思っているので、アニメでみるのが楽しみです。

放送情報などは公式サイトなどで確認して下さい。
TVアニメ「トニカクカワイイ」公式サイト

さて、本題へ。

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幽霊屋敷に閉じ込められた紅蛍さんたち。
ドアが開かないなら、他のどこかを壊して脱出すればいいんだけど、
物を壊すとビックリするような賠償金を支払うことになるから、
壊すなと言われている。

窓も壊せないドアも開かない。
そうなれば、他の出口を探すしかない。
けど、廊下の奥から姿を首なしの鎧武者――将門の霊が姿を見せた。

当然、将門の霊とかドアが開かないというのは、仕組まれたもの。
シナリオや演出がないわけじゃない。
それらがなければ、動画研究部が取りたい恐怖映像なんてものは撮れないで、
学生が深夜に幽霊屋敷に行って、ちょっと怖い動画が撮れた。
で終わってしまう。
怖がらせ役は輝夜。
本気で怖がらせていいと言われている彼女なら、
とことんやりそう。

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ナサと司の方は、持ってきたライトの明かりが消えた。
暗闇に包まれて動揺するナサを落ち着ける司。
落ちついて目を凝らせば、月明かりがあれば十分だという。
もっと言えば、人間が電気を使い出したのは100年ちょっと前。
それまでの夜に比べれば、明るい方。

司が「昔」の話を出すのは、知識として知っているのではなく、
自分が経験してきたからこそ。

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暗闇に包まれた時にナサは、2年前の事故のことを思い出していた。
あの時も意識が飛んで暗闇に包まれた。

そして思い出した。

事故のあったあの日。
司とナサの間に何かがあった。

二人で紡ぐ未来への一歩。 トニカクカワイイ第14話「約束」 - タカヒナの日常境界線

それは第14話でも出てきたナサの回想シーンの部分。
この「君の願いはボクが必ず叶えてみせるよ」というセリフを行った場面は、
読者としては明確に読んでいない。

つまり、というか、やっぱり。
あの事故において、ナサが覚えていないことと、読者に対して開示されていない情報があることになる。
ナサが「君の願い」と言ったということは、司の願いを知っているんだよな。

司の正体にせまる時がきたら、事故の日のことで欠けている部分が描かれるのかな。

さて、人を本気で怖がらせていいと言われている輝夜は、
司が怖がっていないので、本気を出すみたい。


トニカクカワイイ(13): 少年サンデーコミックス (日本語) コミック 2020/10/16