命の尊厳と彼女の責任 月刊御坂美琴28号 このエントリーをはてなブックマークに追加 命の尊厳と彼女の責任 月刊御坂美琴28号

とある科学の超電磁砲第二十五話「八月十五日~十八日」 2009年電撃大王12月号掲載分

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美琴がみているのは過去の幻影。
自分がDNAマップを提供してしまったときのこと。
幼い自分ではまだ判断もできないし、まさか『妹達』に使われるとは思ってもいなかった。
自分がDNAマップを提供しなければ、『妹達』が生まれることもなければ、死ぬこともなかった。

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自分のクローンが産み出されては、殺される。
このサイクルの発端は自分である。
その罪悪感自己嫌悪に苛まれる。

そんな美琴の元に再び姿を現したのが、布束砥信(ぬのたば しのぶ)。
布束砥信は『妹達』を二万体使った実験とモルモットを二万匹使った実験の何が違うのかと問う。
どちらも命が失われるのは同じなのに、モルモットを使った実験と『妹達』実験では、
まったく意味合いが違う。
そこにあるのは道徳心など、『妹達』を人間としてみたときの命の尊厳の問題。
研究者達にとっては、美琴が思ったような命の尊厳のことなんか考えてない。
あくまで実験に使う『モルモット』として『妹達』をみていた。
計画に荷担していた布束砥信はどうして実験を止めようとしたのか。
それは『妹達』の一体を外に連れ出したときのこと、

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世界とはこんなにもまぶしいものだったのですね。
その瞬間から布束砥信は『妹達』を実験用の造りものとは見えなくなった。

美琴はクローンを人間とは見えない。
殺されることを受け入れてる『妹達』を助けようとは思わない。
ただ、自分のDNAマップをくだらないことに使われるのが気にくわない。

だから、美琴は関連研究施設をどうにかしてやろうと動き出す。

美琴の能力を使ってサイバーテロを起こして次々と施設を攻撃していく。
でもそれもすぐに気付かれて、直接殴り込むしかなくなる。

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昼夜動き続けてるため、疲弊しきっている。
でも、自分が計画を止めるよりも先に止まるわけにはいかない。
美琴は施設を攻撃し続ける。

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美琴の脇にあるのは、とある魔術の禁書目録で当麻が見つけることになるぬいぐるみですね。
黒子にも秘密で動き続けて、ぶっ倒れてもそれを黒子には見せない。
周りに対して普通にしてるつもりでも、黒子は勘付いている。
美琴が何かをしていることを。
自分を頼ってくれないことを。

計画推進側としても黙ってはいない。
攻撃してきているのが美琴だと勘付いている。
対抗策として学園都市の暗部ともいえる『アイテム』に依頼する。

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左奥が滝壺、左から二番目がフレンダ、手前が麦野、右手側でフードを被ってのが絹旗。
こいつらは、とある科学の超電磁砲第十五話「七月二十四日5にも出てきている。

施設の攻防で、美琴と『アイテム』たちの戦いかな!!
それは楽しみだぞ!

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