辿りついた不老不死の在り方。 トニカクカワイイ第253話「不死と不滅」 このエントリーをはてなブックマークに追加 辿りついた不老不死の在り方。 トニカクカワイイ第253話「不死と不滅」

トニカクカワイイ第253話「不死と不滅」

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前回からさらに時間が進んで40年後、835年。

835年と言えば、空海(真魚)が入定する年ですね。
つまり、司が高野山に駆け付けたタイミングが最後の別れになる。
真魚が追い続けた不老不死の形は、自分の魂が司と共にあるということ。

最後に司は、真魚と
「誰かと生きたいとそう思える日が来たのなら会いに来るよ」
と約束した。

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時間は戻って1200年後。
テレビで空海の特集をやっていた。
簡単に言えば、空海は死んでいない、不老不死になったという話。

深い瞑想状態で魂を仏へと近づき、覚者となって不死となる。
高野山奥之院で空海は今も座禅を組んでいるとされ、
霊廟が封印されているからどうなっているかは確かめようがない。
それが真魚が辿りついた不老不死。

と、司が説明したのに、
ナサの「シュレディンガーの猫」みたいだね、は、いろいろと台無しよ。
わかりやすいけどね。

1200年前に真魚とした約束を果たすならナサと一緒にだね。


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