死ぬためにアナタに恋をしたい。よふかしのうた 第158夜「最後に」 このエントリーをはてなブックマークに追加 死ぬためにアナタに恋をしたい。よふかしのうた 第158夜「最後に」

よふかしのうた 第158夜「最後に」

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マヒルがキクに「殺してほしい」と言われたのはハロウィンの夜。
ハロウィンといえば、よふかしのうたのとしては大きなポイントですね。

目代さんとナズナのバトルがあったり、目代さんの過去がわかったりと、
節目になるタイミングです。

あの時は星見キクが出てこなかったけど、
裏ではマヒルに「殺してほしい」なんて言っていたのか。

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星見キクはただ「殺してほしい」ではなく、「マヒルに殺してほしい」。
しかも「人として死にたい」。
この時点でキクは、吸血鬼が人間に恋をして血を吸えば、人間に戻れると考えていて、
それをマヒルに告げていた。

コウとナズナは、一緒にこれからを歩むために恋をする。
でも、
マヒルとキクは、終わらせるために恋をする。

これの差はきついよな......。

マヒルは悩んで悩んでキクと幸せな時間を一緒に過ごすことを選んだのか。
キクが人間に戻ったとして、その後もマヒルは一人で生きていく気があるんだろうか......。


よふかしのうた(14): 少年サンデーコミックス コミック 2022/12/16