家族のことって意外と知らないんだよね。 トニカクカワイイ第213話「かすかな思い出のかけら」 このエントリーをはてなブックマークに追加 家族のことって意外と知らないんだよね。 トニカクカワイイ第213話「かすかな思い出のかけら」

トニカクカワイイ第213話「かすかな思い出のかけら」

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百鬼さんはだいぶ久しぶりですね。

ここにナサ君が来たのは、5Dデータを読み込む装置に必要な部品を手に入れるため。
でも、部品はない。
半導体不足で一週間ぐらいかかるらしい。
というわけで、5Dデータが読めるのは、作内時間で一週間後になる。
そんなにサクサク進みませんね。

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すっかり忘れていたナサ君のお母さんからのLINE。
どんな重たい話かと思っていたら、お墓の手入れをしてほしいとのこと。
そうか、由崎家のお墓は東京にあるのか。

お墓にはナサ君の父方の祖父が眠っている。
ただどういう人だったのかは覚えてない。

祖父母って同居してたり、長く一緒にいたら違うだろうけど、
別々に暮らしていたり、幼い頃に亡くなっていると、あんまりわからないんだよね。

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ナサくんがおじいさんのことで覚えているのは、飼い猫が亡くなった時のこと。
ずっと泣いていたナサにおじいさんが
「心の痛みを忘れてはいけないよ。その痛みを忘れなければ、お前には出来ることがあるんだ」
と言ってくれたこと。
ただ、その先の言葉もあったらしいけど、覚えてないらしい。
その言葉を思い出した時に、何か大事なことになる繋がるのか。

あと気になるのが、ナサのおじいさんの腕の傷。
これがまたどこかで繋がってくるんだろうな。
あからさまに「これ覚えておいてね!!」という見せ方してるし。

次回はお墓掃除かな。

トニカクカワイイ(22): 少年サンデーコミックス コミック 2022/12/16