吸血鬼の時間は終わり。よふかしのうた 第129夜「おやすみ」 このエントリーをはてなブックマークに追加 吸血鬼の時間は終わり。よふかしのうた 第129夜「おやすみ」

よふかしのうた 第129夜「おやすみ」

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すり抜けをしまくったキクが何をしたいのかというと鬼ごっこ。
とにかく団地の各部屋をキクが逃げて、それをコウが追いかける。
もう時間は夜明け前。
早い人なら起き始めてもおかしくない時間だ。
キクは電気を点けて回ってるからそれキッカケで起きる人もいる。

そんなことすれば、吸血鬼を目撃する人も増えるんだが......。

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鬼ごっこはコウの負けかな。
捕まえることはできなかったし。

アザミがキクを止めた。
キクはわりと素直にアザミの言葉を聞いた。

今回のような状況で、万が一、吸血鬼の力を見られたとしても、
それは「小さな常識で塗り潰されてなかったことにされる」。

常識で考えてありえないものをみたら、
自分の勘違いや見間違えだと思って、納得してしまうんだろうな。

キクの目的は時間稼ぎで、夜明けがきた。
吸血鬼の時間は終わり。

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コウがナズナの弱点を渡せ。と言ったら、すんなりくれた。
......この夜さえ凌ぎれば、キクは他はどうでもよかったんだろうな。
最後にコウのお母さんが出てきたけど、ハッキリ出てくるのは初めてかな?

ここでキクを逃がして、マヒルとも会えなかったのは、大きなことかな。
今後、同じようなチャンスがあるかわからないけど、
マヒルに会える最大のチャンスを失ったわけだしなー。

あとナズナの弱点の正体ってなんだったんだろう?


よふかしのうた(11) コミック 2022/6/17