よふかしのうた 第117夜「吸血鬼の戦い方」

コウくんは戦力に数えられているけど、
あんまり半吸血鬼化をすべきではないと、
目代さんは考えている。

半吸血鬼化自体がなにもわかってない。
その反動や代償は？
半吸血鬼化を何度もしたら、半吸血鬼から戻れなくなるのでは？

わからないことが多すぎる。
それでもコウくんが半吸血鬼化しないといけない場面が出るんだろう。

アザミと吸血鬼の戦い。
吸血鬼同士の戦い方はどうやるのか？

相手の吸血鬼が言うには
「ズルくなきゃ」
いけない。

アザミの攻撃をすり抜けで回避したり、
すり抜けで下のフロアに行って見失わせてから、
アザミの背骨を折ったり。

吸血鬼は時間経過で骨折などの傷は治るけど、痛みがないわけではない。
背骨を折ったら再生するまでの間は動けない。
つまり無力化できる。

吸血鬼がやっているすり抜けについて、
ナズナのやり方の解説。

簡単に言えば、
透過対象と接地している部分を透過状態にして、
その透過状態の箇所を徐々にずらしていく。
思っていたよりも複雑なことをしている。

知っている建物だったらリスクは少ないけど、
知らない建物だと、壁の向こう側、床の下などがどうなっているかわからない。
すり抜けに失敗すると、身体が千切れたりする。

ここまでナズナが説明したということは、
このすり抜けのリスクを使って、相手の吸血鬼を無力化するのかな？

よふかしのうた (10) コミック 2022/2/18