全ては恩義があるから。よふかしのうた 第114夜「私のこと好きだったの?」 このエントリーをはてなブックマークに追加 全ては恩義があるから。よふかしのうた 第114夜「私のこと好きだったの?」

よふかしのうた 第114夜「私のこと好きだったの?」

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目代さんがアザミについて知っているのは、「星見キク」の眷属であることだけ。
お互いにお互いに用がある。

目代さんがアザミに聞きたいことは、「星見キクとは何者か」。
ただそれは彼も知らない。

眷属からしても「眷属を増やして放置してる」ことはわからない。
ただ「パンデミックを起こそうという気もないらしい」
「らしい」というのは、アザミが星見キクから聞いたから。

星見キクは相手を眷属にしたら、そこから会うことはなかったはず。
だけど、アザミはしばらく星見キクに面倒を見てもらっていた。

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アザミは吸血鬼になる前は、ヤクザの下っ端だった。
そこのヤクザの親父の女が星見キクだった。
星見キクには、ヤクザの親父も頭が上がらなかった。
そのぐらいヤクザの親父も星見キクに入れ込んでいたんだろうな。
次の眷属にしようと考えていたのかもしれない。

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ヤクザの事務所が襲撃されて、アザミが星見キクを庇った。
他のヤクザはみんな死んでた。
明確に書かれていないけど、星見キクは襲ってきたヤクザも撃退したんだろう。

星見キクは、アザミを眷属にしようと思っていたわけではなく、
助けてくれたから記念にと、血を吸ったらアザミが眷属になった。

アザミは星見キクからいろいろと教わった。

・吸血鬼
・10年ルール
・弱点
・眷属はたくさんいるが会わないこと。

気になるのは「10年ルール」かな。
私がど忘れしてなかった吸血鬼に自体にはないから、
星見キクが一カ所に留まってる時間とかかな?

アザミは今も星見キクと会っているわけではない。
ただ、彼は星見キクを守るために、行動していた。

よふかしのうた (10) コミック 2022/2/18