いや、怒ってはいないよ。 よふかしのうた 第107夜「怒ってる...」 このエントリーをはてなブックマークに追加 いや、怒ってはいないよ。 よふかしのうた 第107夜「怒ってる...」

よふかしのうた 第107夜「怒ってる...」

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コウはまだマヒルのことを友達だと思っている。
だから仲直りをしたい。
ただ、そのためには「半吸血鬼化」を制御できるようになって、
おかないといけないと考えている。

それは前回マヒルにあったときのように、力に任せてしまわないように、
コントロールできるようにしておく必要があるから。

吸血鬼の力をコントロールするとなると、
ナズナに一緒にいてもらうのが正解か。

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アキラの方は目代さんと一緒にいた。
目代さんはアキラに聞きたいことがあった。
それはマヒルについて。

目代さんが吸血鬼について調査していく中でわかったのは、
吸血鬼に惚れる人間は、生活への不満や自暴自棄な状態が多い。
じゃあ、マヒルは一体なにに不満をもっていたのか。
それを知りたい。

だから、目代さんはアキラに話を聞こうとしている。

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一方のコウは半吸血鬼化に苦しんでいた。
これまでの半吸血鬼化は、極度の興奮状態だったこともあるし、
その状況を作り出せるかというとそう簡単じゃない。

興奮と言えば、やっぱりえっちな話じゃね?と言い出すナズナさんは、
平常運転だと思う。
でも、えっちな話は却下。
他の方法ということで「ちゅーでもする?」とナズナが冗談半分でいったら、
コウはちゅーがしたかった。
ナズナはキスではなく吸血に逃げた。

ナズナがコウの血を吸うのは久しぶりのはずだけど、
味は変わっているんだろうか?

コウは吸血された箇所を手で触れて、
手のひらについた血をみて、
半吸血鬼化した。

半吸血鬼化のトリガーは、興奮状態というよりも、
血を見ることだよなー。
マヒルの時も血を見て、半吸血鬼化したし。


よふかしのうた(9): 少年サンデーコミックス コミック 2021/11/18