よふかしのうた 第105夜「気まずいメンツ」

コウはマヒルとのケンカのことでとても悩んでいる。
あんなケンカをして絶交となったのだから悩みもする。
ただ、あの状態で、どうすればよかったのかは正解はないと思う。

そんなコウの状態を、ナズナも心配していた。
でも、だからって、ニコと目代さんを呼ぶって気まずいメンツだろうよ。
この前まで吸血鬼殺す！といってた目代さんと、その目代さんに頭を撃たれたニコを、
酒の場に集めるのはなかなかよ。

ナズナが相談できる他の人を考えたら、この二人になるか。
目代さんはニコの頭を撃ち抜いたことについては謝罪した。
それを受けて、ニコは「生徒が謝ったら許すのが教師だ」ということで許した。
こういうとことはニコは凄いな。

話は半吸血鬼のこと。
そんな状態はニコも聞いたことはない。
でも、コウの力や再生能力を考えたら、そう考えるしかない。
目代さんが気にしていたのは、コウの血の味が変わったかどうか。
血の味は人間の情報。
何か変化しているのであれば、血の味も変わる。
ナズナが言うのは、味の変化はないらしい。
今後変わるのか、それとも既に変わっているけど、ナズナが隠しているかかな。

元々の話は、どうやってコウとマヒルを仲直りさせるか。
ニコの経験談はあてにならなかった。

自分を取り合う生徒たちのケンカを、両方フッたら仲直りしたとか、そんなん。
それはさすがに参考にならない。
ただ良いこといったのは、「共通の友達が間に入ると仲直りしやすい」ということ。
コウとマヒルの共通の友達、つまりアキラの出番。
......アキラの登場だいぶ久しぶりじゃないか？

アキラはきっと協力してくれるだろうけど、
前回の104話のラストからすると、それすらも上手くいかないんだろう。

よふかしのうた(9): 少年サンデーコミックス コミック 2021/11/18